そろそろ入園&入学準備……お弁当袋とコップ入れを作ろう


そろそろ入園、入学用のグッズを用意する時期ですね。巾着タイプのお弁当袋とコップ入れを作ってみませんか? 「大人も子どもも使える便利なアイテムです」と話すのは、ファッションデザイナーでオーダーサロンオーナーの海外竜也(かいがい・たつや)さんです。
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基本編の「直線縫い」と「ジグザグ縫い」をおさらいしながら、巾着タイプの袋を作ってみましょう。一度作り方を覚えれば、お弁当袋やコップ入れなど、用途に合った大きさの巾着が作れるようになります。
お弁当袋は大人も子どもも使える、何枚あっても便利なアイテム。布の柄やひもの色をかえれば、いくらでもアレンジが楽しめます。この章では、いろいろなお弁当箱の形に対応できるよう、まちつきタイプを紹介します。お
そろいでコップ入れも作れば、毎日のランチタイムが待ち遠しくなりますよ。
直線の縫い方
直線縫いは、洋服、小物など様々なアイテムが作れるようになるミシン縫いの基本。テキストではまっすぐきれいに縫うための、待ち針の打ち方や布の送り方のコツを写真入りで詳しく紹介しています。返し縫いは、縫い目の端がほどけないよう、縫い始めと縫い終わりで直線縫いを3〜4 針往復させて重ねて縫うこと。縫い代は布の端から縫い目までの部分を示しています。
ジグザグの縫い方
ジグザグ縫いは、ほとんどの家庭用ミシンについている基本の縫い方のひとつです。ミシンの機種によって、ダイヤルで合わせたり、ボタンで選択したりといろいろですが、内蔵されたステッチの模様から縫い目を選択して縫います。布の厚さに合わせて、ジグザグの長さや幅をかえることもできますが、普通の厚さの生地を縫うときは、まず基本の設定で縫ってみて、調子を確認するとよいでしょう。
※お弁当袋とコップ入れのつくり方はテキストに詳しく掲載しています。
■『NHKまる得マガジン 不器用さんでも大丈夫!はじめてのミシン』より