暮らし

「あがり症」の正体とは?克服するための5箇条


2013.04.22

イラスト:加納徳博

「あがり克服は水泳と同じ」と話すのは鳥谷朝代(とりたに・あさよ)さん。あがり症・話しベタさんのためのスピーチ塾を主宰する鳥谷さんによると、あがり症は性格や生まれつきの問題ではなく、原因の半分は「体」にあるのだという。そもそも「あがり」とは何か、そしてスピーチ下手を克服するための5つのポイントをうかがった。

 

*  *  *

 

あがりってなに?

 

ふだんはしゃべることが好きな人でも、大勢の人の前や初対面の人の前に出るとあがってしまうことがあります。あがりとは、未知のものに対する不安、恐怖を感じたときや、過去の失敗が原因で「恥をかきたくない」「人にあがっているところを見られたくない」と強く感じたときに、自分で自分を守ろうとする自己防衛本能の一つなのです。

 

あがりは遺伝ではない

 

あがりやすいのは、生まれつきと思っている人が少なくありません。しかし、人間が持っている自己防衛本能の一つであり、あがることは、正常な反応でもあります。あがり症は訓練すれば治ります。あがりやすいからといって、自分を責めないでください。

 

あがりやすい性格とは?

 

あがりやすいのは生まれつきではありませんが、あがりやすい性格はあります。人前で恥をかきたくない、失敗したくないと強く思いすぎる人です。裏を返せば、聡明で感受性が強い、責任感が強い、完ぺき主義でまじめということです。

 

あがりやすい性格は、人としての長所でもありますが、強く出すぎると克服の妨げに。自分は実力以上にうまくやろうとしていないか、失敗を恐れすぎる傾向にないかなど、あがり症を治すには、自分の考え方の癖を知ることが大切です。

 

5つのポイントでスピーチ上手に!

 

1 スピーチする機会から逃げない

経験を積んで、慣れることこそ上達の早道です。

 

2 筋肉を緩め、正しい呼吸法を身につける

緊張してガチガチになりがちな筋肉をほぐし、正しい呼吸法で心を安定させて、しっかりした声をつくりましょう。

 

3 準備は万全に

スピーチの内容を原稿に書く、声に出して読んで内容を吟味することがスピーチを成功させるには欠かせない準備です。

 

4 スピーチ中は、話す内容に集中

あがったらどうしようと考えた時点で、あがりを意識してしまい、スピーチよりも自分がどう思われているかが気になってしまうようになってしまいます。

 

5 うまくできたら自分をほめる

成功体験を自分にしっかり覚え込ませて自信をつけましょう。失敗してしまっても、失敗した原因を探して、そこを改善していけばよいのです。失敗は成功体験への第1歩だと考えましょう。

 

■『NHKまる得マガジン 人前であがらないスピーチ術』より

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