暮らし

SNSより手書き文字で心を伝えよう……一筆箋の魅力


2014.04.01

季節に合わせたり、少し季節を先取りした絵柄の一筆箋は、送る相手に季節を届けることができます。撮影:川本聖哉

今やコミュニケーションツールといえば、メールやSNSが主流ですが、その一方で一筆箋が注目を集めています。作家で(社)手紙文化振興協会 理事長のむらかみかずこさんに、その魅力をうかがいました。

 

*  *  *

 

一筆箋とは本来は縦15センチ、横8センチほどの短冊型の細長い便箋のこと。よく見かけるB5サイズの便箋と比較すると、文字を書くスペースは4分の1ほど。

 

罫線だけのシンプルなものや趣味にちなんだ絵柄のものなど、文具店に足を運べば「こんなにたくさんあるなんて!」と、その種類の豊富さにびっくりすることでしょう。

 

携帯メールやSNSがコミュニケーションツールの中心になった今、文字を手書きする機会はかなり少なくなりました。

 

にもかかわらず一筆箋が注目を集めているのは、手書きでひと言添えるひと手間の価値が見直されているからだと考えます。

 

「わざわざ手間をかけて、自分のために手書きしてくれた」という喜びが、うれしさとともにあなたに対する好意や信頼となって返ってくるのです。

 

長文を書く必要はありません。便箋いっぱいにつづられた長文の手紙はときに重く感じられることもありますが、一筆箋ならほんの5行、3行でじゅうぶん様になるうえ、きちんとした印象を残せます。

 

さらに、手書き文字にはその人ならではの個性や温かみがあるため、おのずと親近感が増して伝わります。

 

一筆箋によるひと言書きは、いちばん手軽な心を伝えるコミュニケーション。

 

わたしたちはもっと楽しく一筆箋をつかいこなすことで、知らず知らずのうちに日々の生活やまわりの人との関係を今よりもよくすることができるのです。

 

■『NHKまる得マガジン 手書き文字を美しく 心が通じる一筆箋』より

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