暮らし

華やかなアザレアで新春を迎えよう


2014.01.22

手前から‘ロマンスパール’、枝変わりの‘クリスタルパール’、‘越の淡雪’。撮影:丸山滋

冬から春まで長く咲き続けて新年のスタートを華やかに彩るアザレア。「西洋ツツジ」とも呼ばれるアザレアのルーツと魅力を、新潟県立植物園の倉重祐二(くらしげ・ゆうじ)さんにうかがった。

 

*  *  *

 

明るいパステルカラーがトレンド

 

年末から園芸店の店頭には、大輪で豪華なアザレアの鉢植えが並んでいます。花は一重から八重、花色も白、ピンク、赤、また絞りなどじつに多彩。近年は明るいパステルカラーで、一重や中輪のシンプルでかわいらしい花の人気が高くなっています。室内を明るく彩り、無加温の室内で春先まで咲き続け、管理も冬の置き場以外はツツジと同じで簡単です。

 

日本のツツジから生まれたアザレア

 

庭植えされるツツジとアザレアはよく似ていますが、これは日本のツツジが西欧に渡って改良されたのがアザレアであるためです。

 

もともと日本には、ヤマツツジやモチツツジ、サツキなど人里近くに花の美しいツツジが多数自生しており、古くから観賞用に栽培されてきました。その後、江戸時代中期にツツジの栽培が流行し、数多くの品種が誕生しました。

 

これらは江戸末期から日本を訪れた海外のプラントハンターによって持ち帰られ、寒さの厳しいヨーロッパで室内観賞用の鉢物として改良されました。大輪八重咲きの豪華な花容は、ヨーロッパの好みで改良されたものなのです。

 

自然開花は春

 

ツツジを祖先にもつアザレアは本来、春に咲きますが、夏に花芽ができたあと冷蔵、加温して開花させた株が、花の少ない秋から冬に販売されます。一般の家庭で育てると、翌年からはツツジと同じく4月下旬〜5月に開花します。

 

■『NHK趣味の園芸』2014年1月号より

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