伸びてしまったセーターの袖口、実はアイロンで修復できる


冬はセーターの出番が増えますが、着ているうちに襟ぐりや袖口がたるんでしまうことがある。「洗濯王子」の愛称で知られる中村祐一さんによると、縮んだり伸びたりしたセーターは、アイロンのスチームを使えば復元することができるという。
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ウールやカシミヤのセーターにアイロンを押しあてると、毛足がつぶれてニット本来の風合いがなくなってしまいます。毛を起こしてふっくらとさせるには、スチームで蒸らしてから、手で形を整えるのがポイント。伸びた袖口や襟ぐりなども、スチームを使って直せます。
スチームで蒸らされて柔らかくなると、毛足が起きて編み目が広がります。そのときに力を加えると、素材が自由に動きます。ポイントは熱いうちに!
■『NHKまる得マガジン』2012年12月号より