趣味

花いっぱいのペチュニアを育てるには 3つのポイント


2021.07.11

こんもりとした株に斑入りの花がエレガントな'ミスマーベラス' 撮影:田中雅也

花壇やベランダ、バルコニーを花いっぱいに彩るペチュニア。毎年、春になると園芸店やホームセンターにたくさんの苗が並び、鮮やかな色合いにひかれて育て始めた人もいるのではないでしょうか。春から梅雨にかけて、次々と花を咲かせ続けてきたものの、夏に入って草姿がくずれてきてはいませんか? こんもりと花いっぱいのペチュニアに育てる3つのポイントを、千葉大学環境健康フィールド科学センターの渡辺 均(わたなべ・ひとし)さんに教えてもらいました。

 

*  *  *

 

1 ピンチで芽数を増やす!〜今からでも間に合う

 

ピンチとは、芽の先を摘む摘心のことで、4月から9月に行います。ペチュニアは頂芽優勢といって、茎の先端にある芽を伸ばす性質があります。株をそのままにしておくと、茎がどんどん伸びて、先端部にだけ花をつける一方、株元や鉢の中心部は葉が枯れ落ち土が見え、まるで“落武者”のような残念な姿になってしまいます。

 

早い段階の芽先のピンチは、こんもりとたくさん花をつけた株に仕立てるために欠かせない作業です。特に、ほふく性の株は横に広がり、ボリュームが出やすくなります。

 

ちなみに、「花が咲いているから切れない……」という人もいますが、ピンチによって草姿がよくなるだけでなく、今よりもっと花をつけるようになりますから、迷わずハサミを入れましょう。

 

2 花がら摘みで株を健康に保つ!

 

次々と花の咲くペチュニアですが、花が雨に当たると斑点が浮かび、変色してやがて腐る灰色かび病にかかりやすくなります。この病気のカビは繁殖力が強く、梅雨時期をはじめ、冷涼で雨や曇天が続く多湿の環境で発生しやすくなります。

 

よく日の当たる風通しのよい軒下などに鉢を置き、雨が直接当たらないようにしたり、雨に当たった花をこまめに摘んだりすることで、ある程度防ぐことができます。

 

3 元肥はもちろん追肥も適切に!

 

苗を鉢に植えつける際、元肥として緩効性の化成肥料を忘れずに施します。多肥を好むため、植えつけ後から10月までの成長期は、2週間に1回程度、液体肥料を追肥するようにしましょう。

 

鉢やプランターで育てる場合、土の量が限られていることや、雨や水やりによって土に含まれる肥料分が流失します。そのため、元肥に加えて、追肥をしないと肥料切れを起こします。

 

■『NHK趣味の園芸』2021年7月号より

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