趣味

クリスマスローズってどんな花?


2021.02.04

撮影:田中雅也

覚えやすく美しい名前で人気の「クリスマスローズ」。でも、その名ゆえ誤解されがちなことも。ビギナーはもちろん、知っているつもりだった人も、園芸家の野々口稔(ののくち・みのる)さんが初歩からやさしく解説します。

 

*  *  *

 

バラの仲間なの?

 

「ローズ」の3文字があってもバラ科ではありません。クレマチスアネモネの仲間で、キンポウゲ科ヘレボルス属(クリスマスローズ属)に分類されます。

 

「クリスマスローズ」は本来イギリスで、「クリスマスのころに咲き始めるバラのような花」の意味でつけられたヘレボルス・ニゲルという原種の英語名。日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズという和名で呼び、多くは12月には開花せず、2~4月ごろに咲きます。

 

一年草? 多年草?

 

多年草で、成熟した株は毎年開花します。種類にもよりますが、多くが常緑性で花のない時期はリーフも楽しめます。葉色はグリーン系で、新葉は黄緑、成長すると深緑に。またオーレア系(黄色)やシルバー系もあります。

 

葉の形は幅広から細いものまでさまざま。葉の縁にギザギザの切れ込みが入るなど、葉の色や形は個体差があります。

 

寒さや暑さには強い?

 

クリスマスローズはヨーロッパから西アジア、中国など広範囲に自生。その地では多くが雪解けのころに開花します。寒さに強く、どちらかというと夏の高温多湿が苦手です。

 

庭植えでも鉢植えでも栽培できて、庭植えなら植えっぱなしでもOK。開花株の鉢植えは1~2年ごとに植え替えます。とても栽培しやすく手間がかからないのでビギナーにぴったりな植物です。

 

※詳しい栽培方法はテキストに掲載しています。

 

■『NHK趣味の園芸』2021年2月号より

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