趣味

トウモロコシを植えるときの鉄則とは


2013.04.20

キセニア現象によって黄色い粒の中に暗紫色の粒の交じったトウモロコシ。品種特有の味わいも損なわれる

とれたての甘みがバツグンのトウモロコシは、暑さに負けず旺盛に育つ夏菜園の大スター。タネまきをする前に、植え方のポイントを押さえておきたい。恵泉女学園大学人間社会学部教授(生活園芸、野菜園芸学)の藤田智(ふじた・さとし)さんが解説する。

 

*  *  *

 

花粉が風に運ばれて受粉するトウモロコシは、複数の品種を近くで育てると交雑しやすい。交雑の影響が出るのはタネなので、果実を食べる果菜類(かさいるい)などは品質に関係しないが、タネそのものを食べるトウモロコシの場合は、味や見た目などが変わってしまうことがある。これを「キセニア現象」と呼び、たとえばスイートコーンの雌花(めばな)に遺伝的に優勢なポップコーンの花粉が受粉すると、すべてがポップコーンになってしまう。スイートコーン同士でも、異なる品種が交雑した場合は同様のことが起こり、品種の特徴が出ないことがある。

 

これを防ぐには、トウモロコシの花粉が飛ぶ距離(100~200m以内)で異なる品種を育てないこと。どうしても避けられない場合は、開花期がずれるようにタネまき時期を調整するなどの工夫が必要となる。

 

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2013年4月号より

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