凍らせてから干す、自家製切り干しダイコンの作り方


撮影:渡辺七奈
冬の楽しみといえば、寒風を利用した干し野菜作り。自家製の干し野菜を常備しておけば、もう一品おかずが欲しいときなどにとても便利だ。ボックスかトレイの端に粘着テープで防虫ネットを固定し、ネットを1周半巻けば干し野菜用ネットは簡単に作れる。園芸家の深町貴子さんに切り干しダイコンの作り方を教わった。
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今回は、野菜を干す広い場所がない人や、プランターで少量の野菜を栽培している人がベランダでもできる、根菜類の深町流のスピード干し野菜をご紹介します。
野菜は、冷凍庫でいったん凍らせてから干すと、完成までの時間が大幅に短縮できます。仕事や家事で忙しい人も、狭い場所で、ちょっとの野菜で短期間でできるので、ぜひ挑戦してみてください。
1 スライサーか包丁で食べやすい大きさにダイコンを細切りし、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で凍らせる。
2 干す数時間前に冷凍庫から取り出して室温で解凍し、水けを絞って重ならないようにネットの上に広げる。
3 ダイコンをネットで覆い、ゴムバンドで留める。日当たりのよい場所に置き、しっかり乾燥したらできあがり。
■『NHK 趣味の園芸 やさいの時間』2013年1月号より