料理

女性の美しさを保つ「アボカド」 食べごろを見分けるには?


2013.09.27

撮影:天日恵美子

 

「森のバター」ともいわれるほど脂肪分が多く、バターやチーズのような濃厚な味わいが人気のアボカド。カロリーは高めですが不飽和脂肪酸のオレイン酸やビタミン、ミネラル類を含むため、女性の美しさを保つ究極の食材といえます。アボカドに含まれる栄養素の働きと、食べごろの見極め方を、管理栄養士・料理研究家の関口絢子(せきぐち・あやこ)さんにうかがいました。

 

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体の中から美しく! 血液を健康に保つオレイン酸の効果

 

アボカドは野菜ではなく果物に分類されますが、野菜と一緒に調理することが多く、何といっても女性に大人気ということで、特別に取り上げることにしました。おいしさだけでなく、注目したいのはその栄養価。最大の魅力はオレイン酸を豊富に含むこと。オレイン酸はオリーブ油やサフラワー油に多く含まれている不飽和脂肪酸の一種で、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、血管を丈夫に保つといわれています。酸化しにくい性質があるので、アボカドは焼いたり炒めたりしてもOK。ほかに、コレステロールの吸収を抑えるβ – シトステロールという成分も含まれています。

 

さらにアボカドには、抗酸化作用のあるビタミンも豊富。皮膚や目の健康を保つβ – カロテンや、血管の老化や生活習慣病を予防するビタミンE の働きが加わることで、美容効果がグンと高くなり、女性を内側から輝かせることができます。

 

使い方に決まりなし! 自由な発想で楽しくおいしく

 

アボカドを使った人気の巻きずし・カリフォルニアロールに代表されるように、アボカド料理にルールはありません。濃厚なのに味や香りにくせがないのがその理由。組み合わせる調味料や具材によってバリエーションが無限に広がるので、おもしろいメニューを思いついたらまずは試してみて。ほとんどの場合は失敗しないはずです。

 

アボカドはなんといっても食べごろの見分け方が重要。未熟なものや逆に熟れすぎてしまったものでは、本来の味を楽しむことができません。まずは皮を見て、ほどよく焦げ茶色になったものを手に取りましょう。さらにそっと握って(ここが大事! )手に吸いつくような感覚があればOK。ですが、実際のところは割ってみないとわからないので、何度かトライしてみてください。皮が緑色で触った感じが堅いものは室温に数日おくと追熟するので、食べごろまで待ちましょう。

 

■『NHK趣味Do楽 わたしと野菜のおいしい関係 知って、作って、食べて』より

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