料理

酸味で爽やか! 野菜たっぷり、肉ちょっとのレシピ


2021.04.27

撮影:木村 拓(東京料理写真)

野菜はかさがあるから、そんなに量は食べられないと思っていませんか? いえいえ、そんなことはありません。調理の工夫や味つけしだいで、無理なくおいしく食べられます。春らしい野菜がたくさん出てくる季節、野菜おかずを堪能しましょう。料理研究家の堤 人美(つつみ・ひとみ)さんが、酢の酸味を活かした野菜レシピを教えてくれました。

 

*  *  *

 

料理に酢やレモン汁を使うのは、酸っぱくしたいからだけではないんです。酸味が入るとさっぱりして食がすすみますよね。何より、単純な甘辛味だけだと平板になりがちな味わいが、酢を重ねるとペタッとせず、深みがあって少し複雑な味になるからです。つまり、なんだかおいしくなる、ということ。

 

こんがり焼いた野菜に酢を少し入れると、焦げのうまみや甘みが油とともに料理全体になじむ感じがします。そういうところも酢の魅力ですね。

 

それと、もう一つ野菜を食べるときに大事にしているのは、口の中で感じる香りや食感です。「キャベツのオイル蒸し カリカリ豚バラドレッシング」では、くったりと蒸したキャベツに、フレッシュなトマトとパクチーを合わせました。食べていくと、口の中でいろんな香りや味、食感が混ざり合うおいしさが楽しめます。そういう、まだらな味のおいしさを知っていただけるといいなぁ、と思います。

 

キャベツのオイル蒸し カリカリ豚バラドレッシング 

 

キャベツを蒸すときにオリーブ油を加えると、味の底上げになります。ドレッシングは、焼いた肉の脂を拭き取ってから酢を入れて、コクがありつつすっきりした味わいに。ぜひ、あえてから食べてくださいね。蒸しキャベツとフレッシュな香り野菜とトマトの酸味。いろんな味や食感が混ざって完成です! パクチーが苦手なら、みつばでもパセリでもいいんですよ~。

12039042021_p020_01

 

ちぎりピーマンと豚肉のごま酢炒め

 

ピーマンを焼くときは、ギュウギュウと遠慮なく木べらで押しつけましょう。じっくりこんがり焼くと、ピーマンの甘みが出るだけでなく、中から水分が出てきて全体に味がのりやすくなります。ごま酢の酸味でさっぱりと! 仕上げの粉ざんしょうの香りも食欲をそそります。

 12039042021_p020_02

※つくり方はテキストに掲載しています。

 

■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2021年4月号より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • bnr-texttop2021-300×56

  • テキストビュー300×56

  • bnr-eigo2021_300×56px

000000333172020_01_136

白崎茶会の癒しのスープ

2020年12月16日発売

定価 1540円 (本体1400円)

000000333162020_01_136

お椀ひとつで一汁一菜 雑煮365日

2020年11月30日発売

定価 1650円 (本体1500円)

000000333132020_01_136

ごちそうしたい、ほめられたい 実は簡単!ハレの日ごはん

2020年11月19日発売

定価 1540円 (本体1400円)