料理

なすのおつまみで一杯……体によい食べ合わせとは?


2014.07.23

撮影:天日恵美子

「なす紺」とも呼ばれるつややかで濃い紫色には、紫外線によるダメージから体を守る強い抗酸化パワーがあります。なすはくせのない味わいであらゆる料理に使えるので、家飲みのおつまみに最適。なすの栄養成分と、お酒と一緒に味わうときのおすすめの食べ合わせを、管理栄養士・料理研究家の関口絢子(せきぐち・あやこ)さんに教えていただきました。

 

*  *  *

 

なすは皮の色素成分・ナスニンが重要

 

なすの紫色の皮には、ナスニンというアントシアニン系色素が含まれています。これはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を発揮してくれます。体内の活性酸素は日常生活の中でも発生しますが、紫外線や喫煙、ストレスなどにより増加するといわれています。活性酸素が増えると体がさびてダメージを受け、さまざまな病気や老化の原因になってしまうのです。

 

この活性酸素を抑える働きがあるのが抗酸化物質。なすの皮に含まれるナスニンにもその物質が含まれているので、夏じゅう、紫外線にさらされた体にとり入れて、さびつきを防ぎましょう。

 

ナスニンは水にさらすと溶け出してしまうので、できるだけ水にさらさずに使って。切ってすぐに調理すればアクは気になりません。ちなみに、なすを食べると体が冷えるといわれ、暑さでほてった体をしずめるのにも役立ちます。

 

お酒と一緒に味わうときのおすすめの食べ合わせ

 

なすのおつまみを作る際、食べ合わせを意識すると体をいたわりながらお酒を飲むことができます。アルコールを摂取すると体の中のビタミンB1やCが失われるので、それを補うにんにくやブロッコリー、ピーマンと組み合わせるといいでしょう。

 

また、肝臓の機能を助けるごまや、アルコールの代謝を促す枝豆や豆腐、チーズなどのたんぱく質を多く含む食品と一緒に食べるのもおすすめです。とはいえ、お酒の飲みすぎには注意して。

 

なすは地域ごとに多くの品種があり、形や大きさ、味わいが違うので、店頭で見かけたら購入し、料理してみるのもおすすめ。丸くて重みのある京都の「賀茂なす」、水分が多くて生食できる大阪・泉州の「水なす」などが有名です。

 

テキストには料理研究家のうーらさんが考案した、「なすのしょうが塩昆布漬け」「なすとブロッコリーのバターじょうゆ丼」などのなすを使った絶品レシピを掲載しています。

 

■『NHK趣味Do楽 わたしと野菜のおいしい関係 知って、作って、食べて』より

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