暮らし

これって老化? 犬の行動からわかる衰えのサイン


2013.07.09

イラスト:佐原苑子

犬は1歳を超えると、人間の4〜7倍の速さで歳を取る。老化には個体差があり、いっぺんに進むものではないが、避けられない老化の速度をどう緩め、そしてどう対処するかが大切だ。獣医師の井本史夫(いもと・ふみお)さんは「小さい変化も見逃さず、物言わぬ愛犬のSOSをキャッチしましょう」とアドバイスする。老化のサインといえる代表的な行動の変化を挙げてもらった。

 

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若い時代は回復力が強く、病気やけがをしてもすぐに治っていたのに、シニア犬になるとだんだん治りにくくなり、不調が続きがち。また車の座席に飛び乗れなくなったり、物にぶつかったりと今まで当たり前にできたことができなくなってくるので犬自身も不安になり、気弱になってくるものです。そんな愛犬の心をケアするためにも、行動の異常に早く気づくことはとても大切なことです。

 

◎暗いところが苦手ではないか

 

明るいところではできることが、暗いところでできない、暗いところへは行きたがらないなどの変化がでてきたら、目に何らかの障害が出て、視力がかなり弱ってきているのかもしれないので、獣医師に相談を。

 

◎音に反応するか

 

飼い主の声や音に反応しなくなったら聴覚のテストを。飼い主のしぐさや顔の表情でわからないよう、犬の後ろへまわり、見えないように高い位置から指をならす。すぐに後ろを向けば聴覚は正常、ほかに原因がある。

 

◎感情表現に変化はないか

 

今まで大好きだった散歩に行きたがらない、なでたり抱いたりしても喜ばない、全体に反応が鈍くなった、食事を与えても無関心、家族が帰ってきても無感動、逆にいつも人恋しそうなそぶりをする、妙に物静かになって沈みがちのように見える、などなどふだんと違う表情を感じたらSOSのサインと思いましょう。心身に何らかのトラブルが発生しているのかもしれません。

放っておかず、獣医師に相談しましょう。

 

■  『NHKまる得マガジン シニア犬のケアと介護』より

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