暮らし

クセ字の原因の一つは筆圧コントロールにあった


2017.11.29

クセ字には様々な原因がありますが、そのうちの一つは「筆圧」にあると横浜国立大学教育学部教授の青山浩之(あおやま・ひろゆき)さんは指摘します。

 

*  *  *

 

クセ字と言われる人の文字を見ると、筆圧が常に一定で、強すぎる、あるいは弱すぎることに気づきます。筆圧が強すぎると線がガチガチに硬くなり、弱すぎるとフワフワして頼りない印象になります。そう、クセ字の原因の一つは、「筆圧のコントロール」が上手にできないことにあるのです。

 

そこで、ふだん使っている筆記具を「筆ペン」に持ち替えて文字を書いてみましょう。筆ペンで書けば、穂先で紙を押さえる感覚、力を抜く感覚をじかに感じられます。ペンで書くときも、この感覚を生かして筆圧をコントロールすれば、文字本来の美しさが表れます。

 

多くの人が使っているボールペンは、安定した線を引ける便利な筆記具です。しかし、漢字やひらがななどの文字は、本来毛筆で書かれてきたものです。毛筆で書くときのように、筆圧をかける部分はかけて、抜く部分は抜くことで美しくなります。

 

上の「大」はサーモグラフィーで温度差を示すように、筆圧の強い順に赤から黄で示しています。これを参考に、筆ペンで書いてみてください。

 

筆ペンで書くのは難しいと思われるかもしれませんが、今回の「治療目的」は「毛筆で書く感覚をつかむ」こと。書道の心得などはあまり気にせず、筆圧だけを意識して、気軽に書いてみましょう。

 

■『NHKまる得マガジン クセ字の悩みを解決! 劇的! 美文字クリニック』より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキストビュー300×56

  • bnr-eigo2018_300x56

000061992662018_01_136

NHK趣味どきっ!MOOK はじめてのスマホ 困った!解決ブック

2018年06月25日発売

定価 972円 (本体900円)

000000113612018_01_136

NHK出版 なるほどの本 あなたの老いは舌から始まる

2018年09月27日発売

定価 1404円 (本体1300円)

000000817342018_01_136

データでいのちを描く

2018年03月28日発売

定価 1404円 (本体1300円)