暮らし

ニコライ・バーグマン氏が語る「花のある暮らし」


2014.10.17

「花には人の心を変える不思議な力があります」とニコライさん 撮影:落合里美

フラワーアーティストの枠を超えて、さまざまな分野で才能を発揮しているデンマーク生まれのニコライ・バーグマンさん。1人でも多くの人に花のある暮らしの心地よさを伝えたいと考えているといいます。

 

*  *  *

 

両親や祖父母が植物に関わる仕事をしていた関係で、子どものころからいつも花が身近にありました。僕にとって、花のある暮らしは日常的なものですが、花があるおかげで日々小さな幸せを感じることができるのも事実です。その小さな幸せは、現代人の忙しい毎日に潤いをもたらし、気持ちのリフレッシュにきっと役立つはずです。

 

花を飾るといっても、そんなに大げさなことではありません。自宅の庭に花がある人は、季節の花を数輪切って、グラスにさしてみる。たったそれだけのことでいいのです。花屋さんで選ぶ場合は、自分の好きな花を1種類だけ購入する。それにグリーンを少し組み合わせて飾ってみてください。ほら、空間の雰囲気が変わったと思いませんか? こうしたプロセスを繰り返していくうちに花のある暮らしが楽しくなってきたら、今度は2種類の花を、次は3種類の花を、というようにステップアップしていきましょう。上手にアレンジできるともっと楽しみたくなるもの、僕はそれが大事だと思っています。うまくできなかったら、誰だってやる気がなくなります。いきなり、花屋さんで5種類の花を選んで格好よくアレンジするのは、プロでもハードルが高いのです。

 

さて、花はどこに飾りましょう。どこでもいいのですが、できればいつも目につくところがいいですね。わが家では家族が集まる場所、リビングとキッチンには欠かさず何かの花があります。仕事柄、季節を先取りした花材を扱い、個性的なフラワーデザインを手がけているので、家で楽しむ場合は旬の花を1種類だけ、あるいはグリーンを花器にさすだけ、というごくシンプルなもの。チューリップやバラの場合は、つぼみから開花して花びらが落ちて枯れるまで、そのプロセスを楽しむこともあります。

 

NHKテキスト『趣味Do楽 ニコライ・バーグマンが贈る 北欧スタイル 花のある暮らし』では、ふだんづかいの花、ギフト用の花、イベント用の花など、暮らしを彩るさまざまなフラワーデザインを提案しています。参考までに花材の名前も紹介していますが、同じ花がなくても大丈夫。ニコライ流アレンジをヒントに、自分流のフラワーデザインに挑戦してみましょう。

 

■『NHK趣味Do楽 ニコライ・バーグマンが贈る 北欧スタイル 花のある暮らし』より

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