暮らし

完璧じゃなくてもいいんです! “そこそこ”片づけ術 成功のポイント


2014.07.02

イラスト:別府麻衣

「インテリア雑誌のグラビアみたいな部屋で暮らしたい!」

「何かすごくいい片づけ方があって、そのとおりにすれば、二度と散らからないはず」

 

かつてはそんな風に思っていたという作家の金子由紀子(かねこ・ゆきこ)さん。片づけに追われ、物を増やすばかりの家族への怒りがつのり、家の中の雰囲気が暗くなってしまった時期もあるとか。でも、“そこそこ”片づけることに徹した今では、みんなが幸せな気持ちになれたと言います。金子さんが提案する“そこそこ”片づけ術 成功のポイントとは?

 

*  *  *

 

完璧に片づけるなんて、無理! そう思っている片づけが苦手なあなたに、“そこそこ”片づけを成功させて、風通しよく生活するためのポイントをお教えします。

 

1日5分間から始めよう

 

1日の終わりや出勤前の5分間を使って「ここだけは片づいている」というスペースを作りましょう。もちろん、5 分間ですべてが片づくわけではありません。このスペースはいわば「片づけの最初の基地」。これを作ることで、その周辺も片づけやすくなるのです。「きれいにできた!」と思えれば、だんだんほかの場所の片づけに取り組もうという気持ちになっていくでしょう。最初はリビングの床や食卓の上から取り組むのがおすすめ。

 

「分ける・重ねる・戻す」を基本動作にしよう

 

ダンスに基本ステップがあるように、片づけにも基本の3ステップがあります。それは、「分ける・重ねる・戻す」の3つ。洋服、紙類、食器など、どんな物でもまず種類別に分けること。次はそれをそろえて重ね、面積が小さくなったところで、最後に元の場所に戻せば、片づけは終了! この3ステップで進めると、苦手な人でも片づけやすくなります。時間や気持ちの余裕がないときは、「分ける」「重ねる」までやっておくだけでもOK。かなりスッキリするはずです。

 

問題を整理するために書き出そう

 

やみくもに片づけを始めると、混乱して途中で挫折(ざせつ)しがち。効率的に片づけるにはまず「わが家の散らかりポイント」を書き出して、問題を目で見て分かるようにしましょう。間取(まど)り図に「散らかる場所」を書き込んだり、「困っていることリスト」を作ったりすることで、問題を整理し、具体的・客観的に把握することができます。不要なのに捨てられない物も、リスト化することで捨てられるようになったり、無駄な買い物を控えられたりするようになります。

 

家族も参加しやすい片づけを目指そう

 

自分だけが完璧に片づけられても、ほかの人が片づけられなければきれいな家をキープすることはできません。誰か一人だけががんばる大変な片づけはやめて、家族の誰でも片づけられる家にしましょう。そのためには、みんなが片づけるためのゆるいルールを作って、共有することが必要。最初から自分と同じレベルを求めるのではなく、片づけのハードルを少し下げるのがコツです。

 

片づけを楽にするために物を減らそう

 

棚やクローゼットにぎっしりと物が詰め込まれていると、取り出すのも元に戻すのも一苦労。物が少なく、ゆとりがある空間のほうが片づけは絶対に楽なのです。そのためには、物の数を見直して、空間にゆとりを作るのが重要です。とはいえ、ただ捨てればいいというわけではありません。大切な物を捨てずに暮らすために、家にある物を把握し、どうでもいい物を徐々に減らすよう心掛けて、片づけやすい家にしていきましょう。

 

■『NHKまる得マガジン 苦手な人でも大丈夫! 1日5分“そこそこ”片づけ術』より

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