暮らし

管理栄養士が提案する「災害時に本当に必要な備蓄品」とは


2013.03.04

地震などの災害に備えて、リュックに乾パン、レトルトご飯、カップラーメンなどを詰め込んだ持ち出し袋を作っている方は多いだろう。しかし、それだけで満足してはいないだろうか。気付けば賞味期限が切れていたり、本当に必要なものが入っていなかったり……ということがあるかもしれない。女子栄養大学 栄養学部教授・管理栄養士の本田佳子(ほんだ・よしこ)さんにそろえておくべき備蓄品のポイントをうかがった。

 

*  *  *

 

最も大切なのは、食べ慣れている食品を備蓄することです。災害時は心身ともに疲労しますし、強いストレスを受けます。これらを軽減してくれるものの一つが「ふだんの食事」です。また、非常時は体調をくずしやすくなりますから、健康を維持するために、非常時こそ栄養バランスを整えることも大切なのです。

 

ただし、日頃の食事に栄養的に偏りがあっては、毎日の食生活はもちろん、災害時の食料備蓄としても万全ではありません。

 

まずは、家族一人一人が1 週間に、何をどれだけ食べたかを記録しましょう。この記録をもとに、家族に必要な備蓄食品の量が大体把握できるはずです。次に、その食事記録を下の「主にそろえておきたい食品リスト」に照らし合わせることで、栄養的に不足している食品がわかります。こうして、あまり食べる習慣がなかった食品を家庭備蓄のリストに入れて、使っては買い足すというローテーションを行ってみてください。そうすれば、自ずとふだんでも非常時でも栄養バランスの整った食事をとることができるようになりますよ。

 

【主にそろえておきたい食品リスト】

□主菜

動物性たんぱく質(肉、魚など)/ 植物性たんぱく質(大豆、豆、豆加工品など)

□副菜

野菜/芋/きのこ/海藻など

□主食

米/パン/麺など

□その他

果物/菓子/調味料など

□飲料

 

■  『NHK きょうの料理 ビギナーズ』2013年2月号より

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