暮らし

ピピッときたら、サッと一筆! 「手描き絵ノート」のススメ


2013.12.01

人から頂いた瓶入りのジャムやワインなどは色やラベルが美しく、スケッチしたくなるもの。贈られてうれしかった思い出を、絵ノートでいつまでも鮮明にとどめましょう!

水彩画家のおかだ美保(みほ)さんは、いつもスケッチブックと色鉛筆やペンを持ち歩いています。旅先や、おいしいものを見つけたときなどにササッとスケッチして絵として残すことで、より深く記憶に刻み込まれるそう。おかださんが手描き絵ノートの世界へ皆さんをいざないます。

 

*  *  *

 

15年前に、友人から不思議な、今まで見たことのない贈り物を頂きました。「イギリス製のクリスマスプディングは、冷蔵庫でなるべく半年以内に食べてください。何かのときに元気が出ます」とメッセージがついていました。大きな真ん丸の形に「なんだこれ!?」。あまりにステキなパッケージに、思わずスケッチしました。食べてみて、さらに感激したことを覚えています。それ以来、頂いたものをササッと描き続け、贈り物の絵は1,000枚を超えました。

 

絵を振り返ってめくってみると、頂いたことすら忘れてしまっていたり、鮮明に味や香りまでよみがえってくる絵もありました。わたしの「贈り物絵ノート」は宝物です。それがきっかけになり、旅先でスケッチしたり、おいしいものを見つけたら記したり、ノートはわたし好みの情報でいっぱいになりました。携帯やスマホのカメラで写せば手軽ですが、反面あとで見ても、わたしの感動した「こころ」に一歩届きません。

 

わたしはいつも、小さなノートやスケッチブック、ペンや色鉛筆を持ち歩くようになりました。ピピッときたら、サッと一筆、気負わず描くことで、より深く記憶に刻まれます。

 

どうも絵を描くことは苦手と思い込んでいる方がおられますが、上手下手ではなく、思いのままに楽しく描くことが何より大切です。人に見せることを目的にしていませんから、自己満足でよいのです。

 

絵心なんてゼロでも大丈夫。あなたの描いた線や色、ひらめいた言葉が、その人流になります。そして、それこそが素晴らしいことなのです。

 

■  『NHKまる得マガジン ○△□ではじめる わたし流手書き絵ノート』より

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