趣味

控えめな風情、されど丈夫! 宿根アスター入門


2013.09.21

宿根アスター。撮影:丸山 滋

秋は宿根アスターの花色が冴える季節。暑さや寒さ、病害虫にも強く、大きくも小さくも自由自在に仕立てられる点が魅力の宿根アスターは、8月下旬ごろから主にポット苗で流通する。1年目の手入れのコツを園芸研究家の小黒 晃(おぐろ・あきら)さんに教わった。

 

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宿根アスターはキク科アスター属の宿根草の総称で、クジャクアスター、ユウゼンギク、シオンなど、さまざまな種類とその交配種があります。近年の猛暑を越せない草花も多いなか、宿根アスターはとても丈夫で、その多くは夏を越して9月から開花期を迎えます。野菊の風情をもつ控えめな花と草姿は、秋の庭にぴったりです。

 

初夏にも開花する二季咲きの種類もありますが、秋は一斉にまとまって咲き、気温が下がってくるので、鮮やかな花色が長く楽しめるのもうれしいところです。

 

 

早めの植えつけが長く楽しむコツ

 

ポット苗を入手したら、なるべく早く庭か大きめの鉢に植えつけ、日なた〜半日陰で管理して、冬がくる前にしっかりとした株をつくりましょう。根をしっかりと張らせることで、ついている蕾を最後まで咲かせることができます。

 

市販の苗には、草丈が高くならないように矮化剤(わいかざい)が使用されているものがあります。これは茎の伸びを抑えるホルモン剤で、植物体に悪影響を与えるものではありません。しかし、効果が切れる翌年以降は、種類によっては思いがけず大きく育つ場合があります。購入する際は品種名や本来の大きさを確認するとよいでしょう。

 

■『NHK趣味の園芸』2013年9月号より

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