趣味

夏休みの自由研究に! 食虫植物を育ててみよう


2013.08.10

7~8月は、園芸店やホームセンターで食虫植物が手に入りやすい時期。園芸研究家の久山敦(くやま・あつし)さんに、鉢で育てやすい種類と、長持ちさせるコツをうかがった。

 

*    *    *

育てるならこの4つ!

 

ハエトリグサ

 

二枚合わせた貝のように葉で虫をはさんで養分を吸収する「二枚貝式わな型」。寒さに強く、暑さに比較的強い。葉の内側に感覚毛があり、そこで虫を確認して閉じる。1週間程度で、虫の養分を吸収する。

モウセンゴケ科/北アメリカ原産/多年草
撮影:伊藤善規

 

ウツボカズラの仲間

 

つぼ状の袋から出る蜜で虫を誘い、袋に落として消化する「落とし穴型」。袋の上部はロウを塗ったようにつるつるで、落ちた虫は這い上がれない。

 

ウツボカズラ科/熱帯アジア原産/多年草。種類によって冬越し可。寒さに弱く湿度が必要。葉先から伸びたつるが袋になる。ここに消化液をため、落ちた虫を吸収。

 

ムシトリスミレの仲間

 

葉の腺毛から粘液を出し、そこにとまった虫を捕まえる「とりもち型」。モウセンゴケと同様、葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し虫の養分を吸収。

タヌキモ科/日本、ヨーロッパ、北アメリカなど原産/多年草。冬越し可。寒さに強い、湿度が必要。開花は早春から5月。スミレに似た花が咲く。

 

モウセンゴケの仲間

葉の腺毛で虫を捕まえ、巻き込むようにして虫の養分を吸収する「とりもち型」。24時間ほどかけて、虫に葉を巻きつけ、2日間かけて虫の養分を吸収する。

モウセンゴケ科/原産地は日本ほか世界各地/多年草。冬越し可。寒さに弱い。花は茎を伸ばして、高い位置に咲き、受粉用の虫は捕まえない。

長持ちさせるコツ

 

食虫植物は湿度を保つことが大切。植え替え後は、バットに日向土の中粒か、細粒の砂を湿らせて敷き、その上に鉢を置く。真夏の間は半日陰に置き、それ以外は、日当たりと風通しのよい場所で管理する。

 

■『NHK趣味の園芸』2013年8月号より

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