趣味

洋ランの夏の管理は置き場と水やりがポイント


2013.08.21

遮光をして強い日ざしから株を守ることが最大のポイント。イラスト:楢崎義信

高温に強い日ざし、そして湿度……真夏は洋ランにとって試練の季節。園芸研究家の石河英作(いしこ・ひでさく)さんは「置き場と水やりが差がつく管理の決め手です」とアドバイスする。理想的な夏の置き場のつくり方と水やりのコツを石河さんにうかがった。

 

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理想的な夏の置き場

 

夏は特に重要な作業はありませんが、洋ランにとって過酷な季節です。それだけに大切なのは適切な置き場で管理することです。

 

洋ランは室内の植物というイメージをおもちの方もいますが、夏は必ず戸外に置きましょう。ただし、直射日光に当てるのはよくないので、遮光を必ず行って、日ざしを和らげる必要があります。遮光をするのが難しい場合は、家の北側など直射日光が当たらない場所に置いてもかまいません。

 

そのほかにも気をつけるとよい置き場づくりのポイントを、以下にあげました。冷涼な気候を好み、通常の管理では栽培が難しい「クールオーキッド」を除けば、基本的には洋ランの種類に関係なく管理の仕方は共通です。

 

1 戸外で管理する

風通しのよい場所に置く。なるべく日当たりのよい場所が理想的。

 

2 遮光をする

遮光には遮光ネットや寒冷紗を使うが、一般家庭ではよしずなどを使ってもよい。

 

3 株どうしの間隔をあける

隣の株と葉が重なり合って風通しが悪くならないように鉢を置く間隔をあける。

 

4 台の上に置く

風通しをよくしたり、地面からの熱が伝わるのを避けたりするため、高さ30cm程度の台の上に置くとよい。

 

5 夕方に打ち水を行う

大切なのは夜温をしっかり下げること。夕方に打ち水を行って、株とその周囲の温度を下げる。

 

洋ランのストレスを減らす水やりのコツ

 

夏に洋ランが快適に生育するためには、水やりの仕方がポイントになります。

 

気温が高くなる前の早朝か、夕方涼しくなってから行うのが基本です。どうしても日中は高温になってしまうので、株の温度を下げるためにも夕方に水やりを行うほうがおすすめです。

 

洋ランは水やりが少なめで大丈夫というイメージをもっている人もいますが、夏はバーク植えなら毎日水やりが必要なほどです。水やりをするときは、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。

 

■『NHK趣味の園芸』2013年8月号より

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