趣味

盛夏に取り入れたい!涼感あふれる青い花


2013.07.15

デルフィニウム。撮影:田中雅也

蒸し暑い日本の夏には、ブルー系の花をメインにあしらった涼しげな庭で涼感を誘いたい。園芸研究家の矢澤秀成(やざわ・ひでなる)さんに、夏の代表的なブルーの花と、きれいに咲かせ続ける夏越しのテクニックを教えていただいた。

 

*    *    *

 

近年、遺伝子組み換えにより、青いカーネーションや青いバラの販売、青いコチョウランの展示などが話題になっています。これらはもともと青い色素を持っていない植物でした。ほかの植物から青の色素を発現する遺伝子を組み込んでつくられた植物です。

 

英語の“blue rose”には「不可能」という意味さえ含まれます。こうした植物の青花品種を開発することは、植物育種家の大きなロマンでした。そして多くの育種家が日夜研究し、少しでも青色の強い個体を選抜するなどの取り組みを続けてきました。今後も多くの情熱的な育種家たちがあこがれの色を追い続けることでしょう。

 

・デルフィニウム

青い花の代表格で、青色の色素「デルフィニジン」はデルフィニウムから名づけられた。花穂が長く伸びるエターラム系、草丈が低めのシネンセ系、中間のベラドンナ系がある。

 

[夏越しのコツ]「 サマーシリーズ」など夏に強い品種を選び、風通しのよい場所で乾かし気味に育てる。

 

・ペンステモン

初夏からキンギョソウに似た袋形の花が咲く。‘エレクトリックブルー’など鮮やかなブルーの品種が人気。

 

[夏越しのコツ]日当たりは好むが高温多湿は苦手。風通しが悪いとうどんこ病が発生することがあるので注意。

 

・ロベリア

和名ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)という種類もあり、青い蝶のような小花が株全体を覆うように咲く。一年草タイプ、多年草タイプ、這い性、直立性など、さまざまな種類がある。

 

[夏越しのコツ]水切れに注意。よく日に当てると花つきがよくなる。

 

 

■『NHK趣味の園芸』2013年7月号より

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