趣味

手軽にできる「段ボールコンポスト」で菌活!


2019.12.22

段ボール箱は厚手で35リットル程度のものがよい。撮影:上林徳寛

さまざまな種類の土壌微生物がたくさんすんでいる土は健全で、野菜も元気に育ちます。今回は、この畑の土壌微生物を増やす切り札「堆肥(コンポスト)」を、生ゴミから手作りする方法を中心に紹介しましょう。教えてくださるのは、明治大学黒川農場特任教授で農学博士・技術士の藤原俊六郎(ふじわら・しゅんろくろう)さんです。

 

*  *  *

 

土壌微生物を増やし、野菜を元気にする「堆肥」

 

土壌微生物の数と種類を増やすにはエサと住まいが欠かせず、微生物の多様性が保たれた土では野菜がよく育つことを「畑の菌活」の連載ではお伝えしてきました。今回は微生物にエサと住まいを提供する「堆肥」について取り上げましょう。

 

「堆肥」とは植物性や動物性の有機物を微生物の力で発酵・分解させたもの。土壌微生物のエサになるうえ、微生物そのものも含まれています。さらに、小さなすき間がたくさんある粒々(団粒構造)の土にするため、微生物の住まいもできます。

 

ほかにも、①堆肥に含まれる繊維質によって土中にすき間ができ、フカフカの軽い土になる、②植物の生育に必要な肥料成分や微量要素を含んでいる、③肥料を蓄える力(保肥力)を高める、などの効果もあります。

 

畑の菌活に効果絶大の堆肥、お店で買うこともできますが、自分で作ることもできます。おすすめの方法を紹介しましょう。

 

手軽にできる段ボールコンポスト

 

おすすめは、特別な材料が不要で、庭がなくても作れる「段ボールコンポスト」。春の植えつけやタネまきに向けて、今から準備を始めましょう。

 

段ボールコンポストのよいところ

 

◎落ち葉や家畜ふんなどを用意することなく、毎日家庭から出る生ゴミから作れる。ゴミの減量にも役立つ。

◎庭がなくてもOK。ベランダなどでも作れる。

◎堆肥作りで難しい水分調整が不要。段ボール箱と中の基材が調整してくれる。

◎上手に作れば、臭いがほとんど気にならない。

◎いつでも中断、再開ができる。

 

段ボール箱、基材の「ココヤシピート」と「もみ殻くん炭」など、材料はホームセンターなどで入手しやすいものばかりです。準備ができたら、軒下などの雨が当たらない場所に置きましょう。風通しのよいところならベターです。さらに日当たりがよければ温度が上がりやすく、微生物が活発に働いて発酵・分解が進みます。この箱1つで25Lのコンポストができます。

 

※段ボールコンポストの詳しい作り方、使い方はテキストに掲載しています。

 

■『NHK趣味の園芸やさいの時間』連載「地力アップ!畑の『菌活』スペシャル」2019年12月・2020年1月号より

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