趣味

パッチワークをきれいに作るには「次に縫うところだけ縫い線を引く」


2013.05.23

パッチワークのピンクッション 撮影:渡辺淑克

小さなピースを縫い合わせて作るピンクッション。10cm角に収まる小さなパッチワークだが、ピースの形を変えたり布の組み合わせを変えるだけでさまざまなバリエーションが広がる。パッチワーク・キルト作家の松浦香苗(まつうら・かなえ)さんにパッチワーク作品をきれいに作るコツを教わった。

 

*  *  *

 

作る前に完成のイメージを固める

 

パッチワークは色合わせが大切、という松浦さん。そのために、毎回必ずするのが、製図に布のコピーをはり込むこと。使いたい布を見繕ってカラーコピーをとり、出来上がりのピースの大きさに切って製図に置いてバランスを見ます。ここで位置を入れ替えたり、別の布に変更したりしてイメージを固めます。「実際のピース布は、縫い代がついていて一回り大きくなっていますから、それを並べても完成のイメージにはなりません。出来上がってから後悔しないよう、最初にこのステップを踏むのが大切です。実際に縫うわけではないのでとても楽しい作業ですし、何度でもやり直しができるのでおすすめです。コピーのはり込みがきれいにできたら、額に入れて飾ってもかわいいですよ」。

 

パッチワークをきれいに縫うコツ

 

〝とにかく縫い直しをしないこと〞がモットーの松浦さん。「縫ってからほどくのは誰でもいやなもの。手順を踏んで作れば失敗もせず、きれいにできますよ」という松浦さんのパッチワークのコツは、型紙の作り方・使い方にあるとのこと。「2枚の布を合わせて縫うので、ずれるのは当然なので、縫うごとに型紙を使って縫い線を引きます」。毎回ずれを修正することで、最終的な出来栄えに違いが出てくるそうです。

 

余り布はカットして保管

 

職業柄、貴重なビンテージファブリックをはじめ多くの布を扱う松浦さん。保管は大変そうに思えますが、誰もが驚くほど布の整理が行き届いています。小さな余り布はそのまま置いておくと場所をとるので、先にカットしてしまうそう。「布の中に、同じ柄が6つ取れるならば六角形のヘキサゴンに、4つ取れれば四角形に、1つしか取れないならヘキサゴンの中央用として六角形を1つ、などいろんなバリエーションでカットしています」。サイズも0.5㎝刻みで大きさを変えているそう。小さなはぎれも生かして、布合わせ、色合わせを楽しんでもらいたいという松浦さんです。

 

※ピンクッションの作り方は『NHKすてきにハンドメイド』2013年5月号に掲載しています。

 

■『NHKすてきにハンドメイド』2013年5月号より

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