趣味

初心者にも育てられる? 育てられます! 多肉植物スタート講座


2019.09.14

どれも全部多肉です! 撮影:田中雅也

人気があるのは知っているし、ちょっと気にはなっている。でも、初心者の自分に育てられる? そんなビギナーさん、ご安心を! 今さら聞けない疑問を解消して、多肉デビューしませんか? 答えてくださるのは、園芸研究家の山城智洋(やましろ・ともひろ)さんです。

 

*  *  *

 

Q 多肉植物ってどんな植物?

 

A ズバリひと言でいうなら「葉や茎、根など体内のどこかに水分を蓄えることができる植物」。多くがぷっくり肉厚な姿をしているため「多肉植物」と呼ばれています。いろいろな科の植物があり、サボテンもその仲間です。

 

ふるさとは、雨の少ない世界中の乾燥地域。厳しい気候に適応するためにカラダに水分を蓄えるようになり、生命力も強いのです。

 

意外かもしれませんが、イワレンゲやミセバヤなど、日本生まれの多肉植物もあります。

 

Q 姿形いろいろ。どれを選べばよい?

 

A 個性的で多様化した姿は、世界の自生地の過酷な自然から身を守るための進化の結果です。「ふるさとは海岸なのかな」「天敵に食べられないように不思議な姿をしているのか」など、自生地での様子に思いをはせると、選びやすくなるのでは?

 

多肉植物は園芸初心者でも育てやすいものが多いのですが、中には扱いが難しいものもあります。慣れないうちには、ビギナーへのおすすめを、お店の人に尋ねるとよいでしょう。

 

Q いつも同じ姿に見えます。花は咲く?

 

A 成長がゆっくりなものがあるので、いつ見ても同じ印象をもたれるかもしれませんが、どの多肉植物も花を咲かせます。ただし、毎年花が咲くものばかりでなく、大株になれば咲くものや、一度咲いたら枯れて寿命が終わるものなど、開花パターンはさまざまです。

 

また、寒くなると紅葉するものもあります。種類によっては葉の色が変わると落葉し、幹や根だけの姿になりますが、生育期を迎えると再び葉が出てきます。

 

だから!

 

多肉植物は、手間がかからず鉢で育てられるのでビギナーや狭い家でもOK! 生育タイプを知って、置き場と水やりの基本を守れば、誰でも育てられます。

 

※テキストでは置き場や水やりの詳しい方法や、ビギナーにおすすめの品種を紹介しています。

 

■『NHK趣味の園芸』2019年9月号より

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