趣味

好みのバラを見つけたらするべきこと


2013.05.04

大野さんが一目ぼれしたというバラ‘ローズ・ポンパドゥール’

多くのバラが開花を迎える初夏は、花を見て選ぶのにぴったりの季節。好みの品種が見つかったら、よい苗を選んでしっかりと植えつけ、株のまわりの環境も整えよう。バラ栽培家の大野耕生(おおの・こうしょう)さんが苗選びから、植えつけ、環境づくりまで詳しく解説する。

 

*  *  *

 

●苗選び

この時期に店頭に出る開花株は

1 葉が多いもの

2 枝が太くて数が多いもの

3 台木(※)がしっかりと太く育っているもの

を選びます。品種によっては、ごくきゃしゃな枝しか出さないものもあります。必ず同じ品種どうしで比べて選びましょう。

 

※一般に市販されているバラ苗の多くは、強健な原種バラの根に、咲かせたい品種をつなぎ合わせてつくられています。このように、2種類の品種をつなぎ合わせることを「つぎ木」、つぎ木の土台となる根のほうを台木と呼びます。

 

●植えつけ、鉢増し

根を傷めると花や葉が弱ることがあるので、開花後に花摘みをし、すべての花が開花し終わってから植えつけます。鉢底穴が大きいものなど、水はけのよい鉢であれば、鉢底石は必要ありません。鉢植え、庭植えともに、根鉢をくずさないで植えつけます。

 

●バラを育む環境づくり

開花株が咲き終わってから植え替えると、株はさらに大きく育ちます。基本的に株から半径50cmの範囲にはほかの植物を植えないのが原則です。株まわりが寂しいようであれば、あまり背が高くならない宿根草の鉢植えをまわりに置きましょう。グラウンドカバーに選ぶのであれば、カラミンサなどの、横に広がってやたらにはびこらないものがおすすめです。

 

また、支柱などで株を横に広げると、地面の空いたところを隠すことができます。

 

■  『NHK趣味の園芸』2013年5月号より

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