趣味

将棋棋士や俳優も参戦! プロ・アマ混合ペア碁対決


2019.02.23

姜三段・みうさんペア。撮影:小松士郎

2019年の囲碁番組のスタートは、プロ・アマ混合のペア碁対決。東西を代表する若手棋士4名と、囲碁好きとして知られる著名人の4名がペアを組み、ハイレベルな熱戦を繰り広げた。

 

*  *  *

 

東西対決

 

正月恒例のお好み対局、今年はこれからの活躍が期待される20歳前後の若手棋士4名と、囲碁好きを公言している4名の著名人によるペア碁対決が行われた。

 

1回戦第1局は、関西棋院所属・姜ミ侯三段と、主に関西で活躍中のお笑い芸人・みうさんペア対日本棋院所属・金子真季初段と、将棋棋士・豊川孝弘七段ペアの一戦。

 

囲碁を始めて1年半で3級の腕前というみうさんが「やばくなったら、アタリかけがち」と「ペア碁あるある」を披露すると、ペアの姜三段は「関西人がお笑いだけではないところを見せたい」と意気込む。

 

対する豊川七段は囲碁歴は20年以上だが、ここ数年はほとんど打っていないとのこと。将棋では「ファイター豊川」の異名を持つが、「囲碁ではマイッター豊川です」と早速得意の?ギャグをさく裂させる。囲碁界のファイターとも言える金子初段がどうリードするかが見どころだ。

 

時間を使い切る大熱戦

 

対局は黒番の姜・みうペアの三連星からスタート。「ペア碁は相手の棋力を考えて打つなど思いやりが大切です」と解説の小松英樹九段が言うと、緊張で手の震えが止まらないみうさんに対し、姜三段が「好きなように打てばいいですよ」と優しく声をかける。

 

しかし盤上では姜三段が定石どおりの手を打たないなど難解な手を連発し、みうさんを悩ませてしまう。そして突然、豊川七段の口から発せられた「コマネチ!」という言葉に惑わされたのか、最後は黒の大石が死んで白の中押し勝ちとなる。お互いに持ち時間をほぼ使い切る大熱戦だった。

 

2局目は、日本棋院所属・大西研也三段と、作家・新井素子さんペアが、関西棋院所属・稲葉かりん初段と、将棋の森下卓九段を父に持つ俳優・森下大地さんペアと戦った。

 

普段はNHK杯囲碁トーナメントの記録係を務める大西三段だが、昨年は新人王戦で準優勝するなど、若手の有望株だ。「自分も意外と強いんだ、というところを見せたい」と気合いが入る。ペアの新井さんは囲碁歴十数年、囲碁大使を務める。棋力は2級か3級くらいとのことで「全然強くならないんです(笑)。いつも、碁盤の上で迷子になっています」。

 

対する稲葉・森下ペアは対局前に作戦会議をしたらしく、二人とも自信満々の様子。大西・新井ペアの黒番で始まった対局は、囲碁歴3年で三段になるほど囲碁に夢中だという森下さんから力強い手が多く飛び出し、白が徐々に差を広げて短手数で中押し勝ちを収める。

 

※続きはテキストでお楽しみください。

※肩書・年齢はテキスト掲載当時のものです。

 

文:丹野憲一

 

■『NHK囲碁講座』2019年2月号より

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