趣味

ゴキゲン中飛車 戦法名の由来は?


2019.01.26

撮影:藤田浩司

講座『深浦康市の振り飛車なんてこわくない』も後半戦。1月号では近年流行している「ゴキゲン中飛車」に対する急戦を紹介しています。講師の深浦康市(ふかうら・こういち)九段に、「ゴキゲン中飛車」誕生の経緯を教えてもらいました。

 

*  *  *

 

ゴキゲン中飛車という面白いネーミングは多くの方に定着していると思います。由来は20年ほど前までさかのぼり、近藤正和六段(当時五段)の活躍に関係することはご存知ですか?

 

近藤さんは軽快な棋風で、角道を開けたままの戦いを好んでいました。金銀を低く構えて2筋を破られても軽くいなし、反撃を決める形は彼独特のもの。あまりに軽すぎるため他の棋士はマネができない将棋でした。

 

ところが第10期竜王戦で決勝トーナメント入りを決めると強敵相手にベスト8まで勝ち上がりました。また、平成16年度の年間勝率(0.822)は過去最高の中原先生の記録(0.855)を更新する勢いでした。

 

その中飛車は市民権を得てゴキゲン中飛車と名付けられました。名付け親は『聖の青春』の著者の大崎善生さん。近藤四段(当時)の性格から命名されたとか。快進撃+棋士の性格が戦法の名前になるなんて前代未聞でしょうね!

 

■『NHK将棋講座』2019年1月号より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキストビュー300×56

  • bnr-eigo2019

000000162652019_01_136

NHK囲碁シリーズ 寺山怜の 流れをつかむ「弱い石」戦法

2019年01月16日発売

定価 1404円 (本体1300円)

000069233802018_01_136

201812_NHK大河ドラマ・ガイド いだてん 前編

2018年12月25日発売

定価 1188円 (本体1100円)

000000162642018_01_136

NHK俳句 俳句づくりに役立つ!旧かな入門

2018年11月20日発売

定価 1836円 (本体1700円)