趣味

マイケル レドモンド九段が戦いの手筋を伝授します 初段を目指す講座スタート


2018.11.08

撮影:小松士郎

10月から「囲碁フォーカス」の講師を務めるのは、棋士のマイケル レドモンド九段です。司会は、9月までの半年間で接近戦の基本を身に付けてきたダイアナ ガーネットさん。これからの半年間で、戦いで役に立つ手筋を学びます。石が接触したら、「正しい形」と「数手先の読み」を意識しましょう。それだけで、戦いの主導権を握ることができるのです。

 

*  *  *

 

正しい形で攻める

 

4月からの半年間、泉谷英雄八段の下で苦手とする接近戦を教わってきた、ダイアナ ガーネットさん。石が接触したときの基本的な動き方が身に付き、特に守りには自信もついた様子。しかし先日初めて参加した大会で、新たな課題が見つかったそうです。

 

ダイアナ「泉谷先生の講座を受けて、接近戦の基本はかなり身に付いたと思っていました。でも大会に出場して、相手を攻めることがまだまだ難しいと感じました…」

 

レドモンド「攻めるときでも守るときでも、大切なのは『正しい形』です」

 

ダイアナ「形は、泉谷先生からも教わってきました。特に守りは上達したと思います」

 

レドモンド「では、これからの半年は泉谷八段の講座を土台に、もう一歩ステップアップする講座にしましょう。ずばり、『戦いの手筋』です」

 

ダイアナ 「戦いの手筋…。どのような感じですか?」

 

レドモンド「まず第一に、石の強弱に注目します。根拠のない石を見つけて正しい形で迫って急所を狙う、という一連の流れが戦いの手筋です」

 

ダイアナ「手筋ということは、石を取ることがメインですか?」

 

レドモンド「石を取ることはもちろん、石を捨てたり、形を崩したりする手筋も教えていきます。そして手筋を駆使するうえで何より大切なのは、数手先を読むことです」

 

数手先の読みが必要

 

ダイアナ「やはり、読みは必要なのですね。ちょっと苦手です…」

 

レドモンド「すごく先を読む必要はありません。こう打つとどうなるのか、相手が何をやりたいのかなど、数手先までストーリーを想像することが大事なのです。実際には相手が大したことを考えていない場合も多いのですが(笑)」

 

ダイアナ「分かりました。数手先、ですね。先生、これからの半年でどれくらい強くなれますか?」

 

レドモンド「初段が見えるところまで持っていきたいですね。もちろん、本人のやる気しだいですけれど(笑)」

 

ダイアナ「はい、全力で戦いの手筋を勉強して、初段を目指します!」

 

ワンランクアップする戦いの手筋。これからの半年間、ダイアナさんと一緒に楽しく学んでいきましょう。

 

■『NHK囲碁講座』2018年10月号より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキストビュー300×56

  • bnr-eigo2018_300x56

000000162602018_01_136

NHK囲碁シリーズ 目指せ中級 序盤の基礎力アップ

2018年07月14日発売

定価 1404円 (本体1300円)

000000056972018_01_136

ルーム・オブ・ワンダー

2018年08月25日発売

定価 1620円 (本体1500円)

000061992702018_01_136

そのまま切って使える型紙BOOKシリーズ 高橋恵美子の 手ぬいのベスト&パンツ

2018年09月18日発売

定価 972円 (本体900円)