趣味

深浦康市九段の「対振り飛車の急戦」講座がスタート!


2018.10.31

深浦康市九段(右)と、聞き手の谷口由紀女流二段 撮影:藤田浩司

2018年10月から『NHK将棋講座』の講師を務めるのは深浦康市(ふかうら・こういち)九段です。講座「振り飛車なんてこわくない」では「対振り飛車の急戦」をテーマに、序盤戦術から中盤の戦い方について、基本的な指し方や考え方をお伝えしていきます。

 

*  *  *

 

四間飛車はアマプロ問わず根強い人気の戦法です。駒組みの分かりやすさが魅力で、最初に覚えた戦法だという人も多いでしょう。つまり居飛車を指す人にとっては、相手にする機会の多い作戦とも言えます。

 

課題図を見てください。居飛車対四間飛車の基本的な駒組みです。ここから先手は急戦にするか、持久戦にするか選択します。四間飛車側は、基本的に待ちの姿勢です。ですから早い戦いに持ち込むか、じっくりと守りを固めるかは居飛車側が決めることになります。

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急戦での戦い方には将棋の基本となるエッセンスがたくさん詰まっているので、しっかり覚えて四間飛車をやっつけましょう。

 

まずは手順を正確に覚えよう 意味は後でOK

 

最初は形の丸暗記からでもいいので、格言などを活用しながら覚えていきましょう。今週は初手から囲いの完成までを紹介しました。最初は形や手順の丸暗記でもかまいません。徐々にその意味なども学んでいってください。

将棋には基本的な考え方を示した格言というものがあります。これは理解を深めるのに有効です。

 

第1週に出てきたものには「居玉は避けよ」「玉の守りは金銀3枚」「攻めは飛車角銀桂」があります。これらはどの戦型でも通じる考え方なので、特にしっかり記憶しておいてください。

 

「奇数の歩を突く」という考えは、急戦の序盤で最も大切といってもいいかもしれません。「玉は二段目に囲う」も同様に忘れないでください。

 

※課題図からの展開と解説はテキストに掲載しています。

 

■『NHK将棋講座』2018年10月号より

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