趣味

山野草の寄せ植えで秋の風情を楽しむ – まず押さえたい基礎知識


2018.10.07

済州島ヤマラッキョウ(右)、ミセバヤ(左)、トワダアシ(奥)の寄せ植え。撮影:田中雅也

秋の山野草は寄せ植えにすると、季節をより深く感じられる花が多くあります。

バランスよく秋の趣を演出する寄せ植えの仕方を紹介します。教えてくださるのは、山野草研究家の富澤正美(とみざわ・まさみ)さんです。

 

*  *  *

 

「山野草は難しそうなのに、寄せ植えなんて」と思っていませんか? 基本を押さえてから段階を追っていけば、初めてでも大丈夫です。

 

同じ環境で育つ植物を、寄せる。植物の数は奇数で

 

環境の異なる植物を寄せ植えにすると、うまく育ちません。その後の管理や栽培を考えて同じ環境で育つ植物を合わせましょう。

 

また、寄せ植えの基本として、奇数株で植え込みます。初めてなら、植物は3つにするとまとめやすいでしょう。

 

不等辺三角形に配置する

 

植え込む際は、鉢とのバランスを考えて、不等辺三角形というすべての辺の長さが異なる三角形の構図に仕上げます。見た目のバランスもよく、観賞価値も高まります。

 

また、すき間なく植え込まず、余白を設けるのもポイントです。

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中級者は計画的に苗をつくっておくとよい

 

山野草の寄せ植えは小さな苗を使うので、あらかじめさし木や実生などで苗をつくっておくと便利です。やや中級者向けですが、より自分好みの寄せ植えをつくれます。

 

さし木を行う場合、時期が遅れると、花が咲いても翌年の芽ができません。秋の山野草のさし木は、遅くとも6月上旬までには作業を終えましょう。

 

※準備編、テクニック編はテキストでお楽しみください。

 

■『NHK趣味の園芸』2018年10月号より

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