趣味

藤井聡太七段の“昇段早すぎ問題“を羽生善治竜王が解決?


2018.08.27

観戦記者・後藤元気さんのコラム「渋谷系日誌」は、ファン垂涎の棋士に関する舞台裏エピソードが満載です。今月号では羽生善治竜王との会話を大公開!

 

*  *  *

 

春の風物詩である名人戦は、4勝2敗で佐藤天彦名人が防衛。これで通算3期目となり永世名人(通算5期)が見えてきました。羽生善治竜王は息つく間もなく、棋聖戦そして竜王戦の防衛戦が続きます。第一人者の宿命とはいえ厳しい日程です。

 

僕は第2局の観戦記を書かせてもらい、対局後の打ち上げの席では羽生善治竜王の隣の席でした。そのときの会話をひとつ紹介しましょう。

 

後藤(以下、後)「藤井聡太さんの昇段スピードがあまりに早すぎて、地元のお祝いの会がなかなか追いつかないらしいですよ」

 

羽生竜王(以下、羽)「ははは、なるほど。それはそうですよね」

 

後「おみやげのために作る扇子も、段位が変わったら困りますし。何かうまい解決法はないですか?」

 

羽「たとえばなんですけど、もう段位を入れないというのは?」

 

後「段があるから対応しなきゃいけなくなるということですか。藤井聡太は藤井聡太。肩書はなしと」

 

結局、藤井七段のお祝いは6月に行われました。いくらなんでも八段昇段はしばらく先……ですよね?

 

■『NHK将棋講座』2018年8月号より

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