趣味

鉢でかわいく! ラズベリー&ブラックベリー


2018.07.16

撮影:田中雅也

夏の日に照らされ、赤や黒の果実がピカピカと輝くラズベリー&ブラックベリー。実は樹上の宝石のように愛らしい反面、枝は暴れやすい性質です。樹勢を抑えつつ美しく育てる鉢植えの仕立て方を園芸研究家の岡井路子(おかい・みちこ)さんに教わります。

 

*  *  *

 

鉢植えで樹勢をコントロール

 

ブラックベリーやラズベリーはとても生育旺盛で、初心者でも結実させるのに苦労しない果樹です。しかし、いずれも庭植えにすると株元から何十本も枝(ひこばえ)が発生して株が暴れるので、樹勢がコントロールしやすい鉢植えがおすすめです。

 

品種や鉢のサイズにもよりますが、鉢植えの場合は毎年、2〜5本の新梢が発生します。ブラックベリーは枝が直立しないので、支柱やオベリスクなどを利用して仕立てます。ラズベリーは枝にとげのある品種が多いので、トレリスなどに誘引したほうが管理しやすいでしょう。

 

誘引は枝ができるだけ重ならないようにします。枝が整理され美しく仕立てられた株は、光がまんべんなく当たり、風通しもよく、病害虫も発生しにくくなります。仕立ての美しさは、単に見た目だけでなく、植物の健やかな生育を促し、多くの収穫が期待できます。花も実もかわいらしく、鉢植えで手軽に栽培できるベリーはベランダガーデンにもおすすめです。

 

ブラックベリーのスパイラル仕立て

 

ブラックベリーの枝は自立しないので支柱が必要です。最も簡単な仕立ては、主枝を1本にして支柱に巻きつける仕立てです。キイチゴ類は花芽がつきやすいので、主枝を1本にしても下のほうから実がなります。園芸用の支柱3本と結束バンドを用い、手軽にできるスパイラル仕立てをご紹介します。

06457072018_p036_02

 

ブラックベリーのオベリスク仕立て

 

ベリー類は地際から複数枝が発生しますが、鉢植えの場合、主枝は5本程度にとどめたほうが管理しやすいです。それ以上出る場合は地際から剪定して本数を制限します。主枝はなるべく重ならないよう誘引を。オベリスクを利用するとコンパクトに効率よく結実させることができます。

06457072018_p036_02

 

2色のラズベリーの混植トレリス仕立て

 

スイーツでも人気のラズベリーは赤色のほかに、黄色やオレンジ色などがあります。枝は直立する傾向にあるものの細かなとげがあり、暴れやすい性質があります。トレリスなどの構造物に誘引しながら育てたほうが管理しやすく、見た目もきれいです。赤と黄色、2種を混植したトレリス仕立てをご紹介します。

06457072018_p036_03

 

※それぞれの必要な材料、仕立て方はテキストで詳しく解説しています。

 

■『NHK趣味の園芸』2018年7月号より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキストビュー300×56

  • bnr-eigo2018_300x56

000064072342018_01_136 

韓国ドラマ・ガイドブック 仮面の王 イ・ソン

2018年04月17日発売

定価 1620円 (本体1500円)

000061992612018_01_136

NHK趣味の園芸 栽培のコツがわかる ベランダガーデニング

2018年03月17日発売

定価 1188円 (本体1100円)

000000402812018_01_136

NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビ(8)つるバラ

2018年04月20日発売

定価 1296円 (本体1200円)