趣味

植えっぱなしでOK! 宿根草の特徴を知ろう


2016.09.10

宿根草で彩った小さな庭。撮影:田中雅也

そろそろ秋の花が気になりますね。小さな庭やコンテナを宿根草で彩ってみませんか。園芸研究家の小黒 晃(おぐろ・あきら)さんに宿根草の特徴を教えてもらいました。

 

*  *  *

 

植えっぱなしでOK。毎年花を咲かせてくれる

 

宿根草は、一度植えると何年も生き続け、毎年決まったサイクルで生育と開花を繰り返す植物です。毎年植え替える必要がなく、手間がかからないことでも人気があります。

 

「宿根草」という呼び方は植物学的な分類ではなく、園芸の世界で慣用的に使われています。常緑で毎年花を咲かせるものもあれば、「根に宿る」という名のとおり、地上部が枯れて土の中の根が残り、花を咲かせるものもあります。

 

また、原産地では何年も生き続けても、環境や地域によっては、夏や冬を越せずに1年で枯れるものもあります。そのようなタイプは一年草として扱われます。

 

「何年も生き続ける」といっても、寿命はどのくらいなのか気になるところです。育てる環境によるので、一概に何年とはいえません。同じ種類でも10年以上生き続けるものもあれば、2〜3年で一生を終えるものもあります。株のふえ方が鈍くなり、草花の生育に勢いがなくなったら、老化と考え、植え替えを検討しましょう。

 

一緒に植えるには日照や水分の好みが似たものどうしを

 

日なた、半日陰などの日照条件や水分などの好みは、宿根草の種類によって異なります。さまざまな種類を組み合わせて植えるときは、好みが同じタイプを選ぶようにしましょう。

 

広いスペースがない場合は、成長のスピード、株のふえ

方も要チェックです。横に大きく茂るタイプ、地下茎を伸ばして広がる種類などは、放っておくと花壇全体のバランスがくずれて、荒れてしまうこともあります。こまめに手入れをするか、成長のゆるやかなタイプを植えるか、ライフスタイルに合うものを選びましょう。

 

開花の時期も、種類によってさまざまです。開花期間が異なるもの、そして花期が長いものを選べば、多くの種類を植えられない小さな庭でも、長く花を楽しむことができます。さらに秋植えや春植えの球根、一年草をプラスすれば、彩り豊かな空間になるでしょう。

 

■『NHK趣味の園芸』2016年9月号より

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