趣味

手作りのリネン寝具で寝苦しい夜を快適に


2015.08.11

シンプルな白いリネンで作った、清潔感が際立つカバー類。シーツとピローカバーはやや厚め、掛け布団カバーはより柔らかい布で作るとよいでしょう。撮影:公文美和

1日の約1/3を過ごす寝具は、少しでも快適にしたいもの。肌触りのよいリネン(麻)のカバー類は値が張るものが多いですが、寝心地にも扱いやすさにもこだわって、簡単手作りしてしまいましょう。

 

リネンのシーツや掛け布団カバーを教えてくれるのは、刺しゅう作家の大塚あや子さん。ヨーロッパ刺しゅうをする布の多くはリネン地で、いつも触れている素材です。

 

「質のよいリネンは、貴族の下着類にも使われていていました。ランジェリーの『ラン』は、リネンを指すのです。張りはあっても柔らかく、とにかく肌触りがいいんです」というリネンの心地よさのため、数年前から寝具カバーを作るようになったそうです。

 

地方の教室や刺しゅうの研究で、国内外のホテルに宿泊することも多く、「寝相が悪くてよくベッドから布団が落ちてしまったのですが、ホテルだとそういうことがないことに気づいて、いろいろなホテルで観察しました」という研究の末、長めの袋状で、頭側に手を入れる穴のある掛け布団カバーが出来ました。直線縫いだけでファスナーつけもなく、簡単にできますが、布団が「こんなに楽かと思うくらい」出し入れしやすく、ベッドから布団が落ちることもなくなったという自信作です。

 

「干すときにしっかり整えれば、アイロンもかけなくて大丈夫です。よいリネンは安くはありませんが、使うほど、洗うほどに自分の布になってきて、10年たつと一層そのよさがわかると思います」

 

※作り方、掛け布団がずれにくい大塚さん流ベッドメイキング術はテキストに掲載しています。

 

講師プロフィール

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大塚あや子(おおつか・あやこ)
刺しゅう作家。ヨーロッパ各地の刺しゅうのテクニックや歴史に詳しく、さまざまな手法の作品を手がける。著書は『大塚あや子の白糸刺しゅう』(NHK出版)ほか。教室、ホームページはこちら

 

■『NHKすてきにハンドメイド』2015年7月号より

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