趣味

「まだとれる」は失敗のもと! 秋冬野菜への衣がえは思い切りが肝心


2014.08.24

こんないじけた形のキュウリがなっていたら、収穫終了です

自分で育てたかわいい野菜は最後まで見届けたいのが人情ですが、いつまでも夏野菜が菜園を占領していると、秋冬野菜のスタートが遅れます。8月末になったら、思い切って衣がえをしましょう! 恵泉女学園大学人間社会学部教授(生活園芸、野菜園芸学)の藤田智(ふじた・さとし)さんに、菜園の衣がえをレクチャーしていただきました。

 

*  *  *

 

夏真っ盛りですが、そろそろ夏野菜の収穫は終わりです。

 

スペースが限られた家庭菜園で、1年を通して野菜を楽しむには、季節先取りの思い切りが肝心。8月末になったら潔く夏野菜の株を抜いて、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、タマネギなど、秋冬野菜への衣がえを始めましょう。秋冬野菜はタネまきや植えつけが遅れると成長が悪くなるので、気温が高いうちにスタートして、寒くなる前に大きく育てるのが成功の秘けつです。

 

ただし、更新剪定(こうしんせんてい)したナス、ピーマン、トウガラシは秋まで収穫できるので、片づけずに残しておきます。

 

STEP1 収穫終了のサインを見極める

 

「たくさんとれて食べきれない」と、うれしい悲鳴をあげていたトマト、キュウリ、ゴーヤー、カボチャ、トウモロコシ、スイカなどの夏野菜も、8月後半には株が老化して、葉が黄色くなったり、実の数が減ったり、形が悪くなったりします。こうなったら、収穫終了のサイン。小さな実が残っていても、思い切って片づけます

 

STEP2 株の片づけ

 

どの夏野菜も、片づけ方の基本は同じです。つる性のものは、誘引(ゆういん)ひもをハサミで切り、支柱からつるをはずします。根も引き抜いて、そのまま3〜4日間おいて乾燥させると、10分の1くらいにかさが減るので、ゴミが少なくなります。支柱はよく洗って再利用しましょう。マルチははがして処分します。

 

STEP3 土壌殺菌をする

 

夏野菜を片づけたら、秋冬野菜の苗を植えつける前に、真夏の太陽熱を利用して、土壌を殺菌しましょう。苦土石灰(くどせっかい)をすき込んで、たっぷりと水をまき、厚手の透明フィルムをかけるだけ。地温が50〜60℃に上昇して、土の中の病原菌や害虫を死滅させる効果があります。

 

■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2014年8月号より

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