趣味

1年中花が楽しめるアブチロンの魅力と注意点


2014.07.04

交配種の‘べに姫’ 撮影:福田稔

トロピカルなムードを演出してくれる熱帯植物で、真夏の庭を華やかに彩ってみませんか? うつむきがちに咲く姿がかわいらしいアブチロンの魅力と、栽培する際の注意点を、園芸研究家の尾崎忠(おざき・ただし)さんにうかがいました。

*  *  *

一年中かわいい花が咲く

アブチロンの魅力は、かわいらしい小輪の花を次々と咲かせてくれるところです。さらに、比較的寒さに強く、日本でも庭植えが可能なのも大きな魅力のひとつ。

またハイビスカスと比べて弱い光のもとでも花が咲きやすいので、鉢植えにして室内に取り込めば、容易に一年中花を楽しめます。

主に2つの種類が流通しています。

ウキツリボクは最も広く流通するアブチロンの原種で、枝が細く半つる状となります。

もうひとつは交配種(ヒブリドゥム)。低木状となります。黄やオレンジ、赤など豊かな花色が魅力。最近では矮性で花つきのよい鉢植え向きの品種がつくられ、人気です。

寒さに強く、暑さに弱い!?

ウキツリボクは寒さに強く、関東地方以西の多くの地域で庭植えが可能です。交配種も、関東地方以西の温暖な地域なら庭植えで冬越しできます。ただし庭植えでは冬は花が咲きにくいので、冬でも花を咲かせたい場合は鉢植えにして室内に取り込みます。

またウキツリボクの原産地と考えられているブラジル南部はやや寒い地域で、冬は霜が降りる一方で、夏に32℃を超える日はまれです。そのため日本の高温多湿の環境はやや苦手です。暑さで花が小さくなったり、根腐れして枯れてしまうこともあります。
■『NHK趣味の園芸』2014年7月号より

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