趣味

「小学生名人戦史上に残る熱戦」中川大輔八段を唸らせた小学生


2014.07.03

北村啓太郎くん。撮影:藤田浩司

小学生の将棋日本一を決める大会、第39回小学生将棋名人戦の準決勝・決勝の模様が、5/25(日)に「決定!こども将棋名人」としてEテレで放送された。激戦を制して優勝を飾った5年生の北村啓太郎くんの喜びの声をお届けする。

*  *  *

右玉おそるべし

準決勝・決勝の持ち時間は一人10分、切れたら1手30秒の秒読み。記録係はNHK杯戦でもおなじみの甲斐日向三段、読み上げは熊倉紫野女流初段という布陣で実施される。

準決勝・第1局は高田明浩くん(岐阜県・各務原市立陵南小6年)と村田楽くん(広島県・福山市立湯田小6年)の対局。角換わり模様の出だしから先手の高田くんが右玉に構え、後手村田くんの矢倉城に襲いかかる。ツボにはまったときの右玉の攻めを受けきるのは容易でなく、「詰将棋が得意」という高田くんが華麗な収束で決勝進出を決めた。

相穴熊の熱戦

準決勝・第2局は北村啓太郎くん(東京23区・江東区立毛利小5年)と岡本詢也くん(兵庫県・加古川市立東神吉小6年)。岡本くんは井上慶太九段の加古川将棋教室で腕をみがき、昨年のこの大会でも準優勝となった実力者。北村くんの四間飛車穴熊に対して岡本くんも居飛車穴熊に組む相穴熊戦となり、北村くんが優勢から押し切った。

歴史に残る熱戦

決勝は先手北村くんの四間飛車に対し、高田くんはまたも右玉模様の駒組みを見せる。北村くんは玉形も整わないところから仕掛けて早々に戦いを起こす。中川大輔八段が「小学生名人戦史上に残る熱戦」と評した決勝戦の模様は、『NHK将棋講座 2014年7月号』で詳しく解説している。

北村啓太郎くんインタビュー

――決勝戦は早々に激しい戦いになりましたね。
「準決勝で高田くんの右玉からの攻めを見ていたので、十分な態勢を築かれる前に戦おうと思いました」

――準決勝・決勝はどちらも振り飛車の将棋になりましたが、得意戦法でしょうか?
「居飛車・振り飛車どちらも指したいのですが、自分の棋風には振り飛車が合っているのかなと思います」

――ふだんはどんな勉強をしていますか?
「棋譜並べが中心です。『将棋年鑑』の棋譜をたくさん並べています」

――尊敬する棋士はいますか?
「渡辺明二冠が好きです」

――将来の夢は?
「プロ棋士です。できれば今年奨励会を受けたいです」

■『NHK将棋講座』2014年7月号より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキスト定期購読

  • テキストビュー300×56

000000162682019_01_136

NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。

2019年07月20日発売

定価 1404円 (本体1300円)

000000162692019_01_136

体感訳 万葉集

2019年07月25日発売

定価 1404円 (本体1300円)

000064072492019_01_136

韓国ドラマ「100日の郎君様」公式ガイドブック

2019年07月17日発売

定価 1512円 (本体1400円)