趣味

考えることが大好きな首藤瞬七段、いちばん面白いのはやっぱり碁


2014.05.30

イラスト:丸山誠司

前期NHK杯でベスト4に入る活躍を見せた首藤瞬(しゅとう・しゅん)七段。スポーツはやるのも観るのも大好きだというが、今回は、こちらも大好きなゲームについて語ってもらった。ゲームでも「考える」要素が重要だそうだ。

 

*  *  *

 

勝負が好きなのか、考えるのが好きなのか、たぶんどちらもですけど、スポーツ観戦で好きなのはカーリング。自分でも考えられるので、観ていても参加している気分になれるでしょう?

 

逆に、ゲームでも、ババ抜きのようなほとんど運だけの勝負はそんなに好きではなくて、実力が出るものが好きです。碁も、答えが分かりそうな場面では答えを出そうとしてしまいます。考えるのが好きなんですね。一人のときは、碁のことを考えていることが多いのですが、仲間と集まるとよくゲームをします。研究会のあとなどに、同じぐらいの弱さの仲間とチェスや将棋をしたり、棋士以外の仲間とカードゲームをすることもあります。

 

最近ハマっている「人狼ゲーム」は棋士の合宿で教えてもらいました。人と狼に分かれて、誰が狼かを話し合いながら推理していくんです。四人以上で遊ぶのですが、十人以上いると楽しいです。盛り上がるというか、むしろ考えるゲームですね。仲間と集まると、食事のときなどにも、すぐにゲームをしたがるんです、僕が(笑)。食事の席ではカードも何も使えませんから、お題を決めて、それに対して面白いことを言えばよい、という「大喜利」とか、要するに何でもいいんです。極端なことを言えば、ゲームを考えるということでもいいんです。「オヤジギャグ選手権をやろう」とか。…でも、やはり囲碁がいちばん面白いと思います(笑)。他のどんなゲームも、囲碁の奥の深さには勝てないと思いますね。(談)

 

■『NHK囲碁講座』2014年5月号より

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