趣味

カキツバタを育てる4つのポイント


2014.05.12

撮影:牧稔人

水辺を彩る水生植物のカキツバタ。水を張ったかめなどに鉢を沈めて育てます。意外に手間のかからないカキツバタを育てて、涼しげな和のウォーターガーデンを作ってみませんか? 園芸研究家の小笠原左衛門尉亮軒(おがさわら・さえもんのじょうりょうけん)さんに、カキツバタの管理のポイントを教わりました。

 

*  *  *

 

カキツバタ(杜若)はアヤメ科アヤメ属の水生植物です。古くから『万葉集』など歌にも詠まれ親しまれています。開花期は5月。秋に再び咲く二季咲き種や、5月から11月ごろまでに不定期に咲く四季咲き種もあります。同じアヤメ科でも、ハナショウブとアヤメとは違い、浅い

池などの底土に根を張って育ちます。したがって乾いた庭や畑などには植えつけできません。

 

カキツバタ 4つの管理ポイント

 

1 買ったらすぐに! 植えつけ【適期(一般種)/4月下旬〜5月上旬】

ポット苗(4〜5号)で販売されている開花株は、根詰まりを起こしていることが多いので、すぐに植えつけましょう。開花中でも植えつけられます。

 

2 次の花のために! 花がら摘み【適期(一般種)/5月〜6月中旬】

開花後は花がらを摘みます。カキツバタは1茎に数花ずつ咲きます。通常は1茎に3つほどの蕾がつき、一番花、二番花、三番花の順に開花します。一番花を摘まないと、二番花が咲いたときに見苦しく、株も弱るので、早めに花がらを摘みます。一つの花は3日間程度咲き、三番花が終わるまではおよそ10〜15日です。

 

3 2〜3年に1回…植え替え【適期(一般種)/6月上旬〜7月上旬】

2〜3年に1回、花後に植え替えを行います。今年購入した株は、2年後を目安に植え替えましょう。用土は、植えつけ時と同じく、赤玉土の単用です。根はあまりくずさずに、一回り大きい鉢に植え替えます。

 

4 株を長く育てるなら…カキツバタの株分け【適期/6月中旬〜7月上旬】

2〜3年に1回、花後の植え替えを兼ねて、株分けを行います。株分けを行わずに育てていると、根詰まりなどで不健康な株になります。

 

子株は親株の中心から左右に分かれて、2〜3個の新芽を伸ばします。新芽は翌年開花する芽です。この左右の芽を数えて2〜3芽をつけて、株を分けます。

 

入手して栽培1年目の株でも、親株を2つに分けて植えることができますが、花は小さめになります

 

■『NHK趣味の園芸』2014年5月号より

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