趣味

蜷川実花さんの母が作るパッチワークキルトは「手芸作品の域を超えている」


2013.03.02

宏子さんの作品「りんごのポーチ」
撮影:中野博安

国際的な評価を得る写真家・蜷川実花さんと母であるパッチワークキルト作家の蜷川宏子さんは、2011年、2012年と「蜷川実花・蜷川宏子二人展」を開催し、多くの人々を動員した。2人の娘のベッドカバー作りから始まったという宏子さんのパッチワークキルト。実花さんは「母のキルトのかわいさは、手芸作品の域を超えている」と言う。

 

*  *  *

 

「やっぱり母のキルトと私の写真は似ているなぁ、と会場で改めて思いました。母が喜んでくれたらと思って企画しましたが、私の写真を見に来てくれた若い人も、母の作品を楽しそうに見てくれました。母子で見に来ている方が多かったのも、私1人の写真展ではあまりないことです」

 

会場を埋め尽くしたのは、2人の作品に共通する鮮やかで濃厚で「かわいい」色。それは宏子さんがパッチワークキルト、実花さんが写真をほぼ同時期に始め、お互いに影響し合うことがあまりなかったにもかかわらず、それぞれの作品が放っていた色でした。ファッションに携わる人との交流も多い実花さんですが、愛用する宏子さん手作りのポーチやバッグは、よく褒められるとか。

 

「母のキルトのかわいさは、手芸作品の域を超えて訴えてくるのです。初めてキルトを見る人にとっても、母の作品の若さや、アートとして楽しめる力が響くのだと思います」

 

 2013年3月23日(土)~5月6日(月)に、鳥取県立博物館にて、「蜷川実花・蜷川宏子 二人展~写真とパッチワーク・キルト 母と娘のコラボレーション~」が開催される。(問い合わせ 日本海新聞事業課 TEL0857-21-2885)
http://www.nnn.co.jp/event/ninagawa/

■『NHK すてきにハンドメイド』2013年1月号より

 

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