趣味

プロ・タレント混合チームでドキドキ連碁対決


2014.03.15

撮影:小松士郎

2014年の囲碁番組のスタートは、「囲碁フォーカス」講師の万波佳奈四段、万波奈穂三段が率いる4名1組による連碁対決。プロとタレント混合チームによる和気あいあいとした対局の模様を高木秀和さんがレポートする。

 

*  *  *

 

お正月恒例となったお好み対局はプロとタレントの混合チームによる連碁対決。黒番の万波奈穂三段チームのメンバーは、山田彩さん、「囲碁フォーカス」でおなじみの高杉瑞穂さん、そしてお笑い芸人の田中卓志さん。一方、白番の万波佳奈四段チームはきたろうさん、戸島花さん、オスマン・サンコンさんという顔ぶれ。

 

通常の連碁では対局中の私語はマナー違反と言われかねないが、この対局は例外。お好み対局ならではの言葉の掛け合いが実に面白く、特に田中さんとサンコンさんのやり取りはまさに抱腹もの。この二人はまだ十級ほどとのことだったがなかなかしっかりした打ちぶりだった。

 

おのおののチームメンバーは控え室でモニターを見ながら盤上の味方の一手一手に一喜一憂。盤外のトークもにぎやかで、終始笑いの絶えない楽しい対局となった。

 

この連碁ならではの特別ルールに「待ったカード」と「お助けカード」がある。1回まで利用できる「お助けカード」は、武宮正樹九段、吉原由香里六段、味方のいずれかを助っ人で呼ぶことができるカード。そして「待ったカード」はチームキャプテンが1回だけ待ったをできるというものだ。これらのカードを使うタイミングも勝敗の鍵を握る。

 

両チームとも無難に打ち進めた序盤だったが、中盤では最初に黒がチャンスをつかみ白がピンチになるが、サンコンさんがお助けカードで武宮九段を引き当てて局面が収まる展開に。その後、盤中央で万波姉妹の意地の張り合いからのっぴきならない事態となるも、やはり双方共にうまく収まって、形勢不明のまま細かい終盤戦へと突入。最後はキャプテンのヨセ合いの結果、黒番の万波奈穂チームがうれしい2目半勝ちとなった。

 

局後の解説で、「よい碁でしたね。すごい、すごい。両チームとも勝ちみたいなものですよ」と、拍手でたたえる武宮九段。各自が印象に残る好手を放って、お正月にふさわしい好局が出来上がった。

 

■『NHK囲碁講座』2014年3月号より

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