趣味

豪華棋士がそろい踏み! 「将棋の日」イベントレポート


2014.02.02

中田功七段の相談タイム。「二人の息がぴったりで、軍師のアドバイスは必要ありませんね」
撮影:藤田浩司

NHK(Eテレ)で昨年12月29日に放送された「第39回将棋の日 in 北九州」。11月16日・17日の両日にわたって開催された公開収録を含むイベントの模様を、『NHK将棋講座』編集部がレポートする。

 

第一部 北九州スペシャルマッチ

 

第1部は「北九州スペシャルペアマッチ」。前日に開催された北九州市長杯こども将棋トーナメント・低学年の部で優勝した宮脇蒼空くん(祓郷小学校2年)が斎藤慎太郎五段と、高学年の部で優勝した嶋村拓夢くん(宇部市立見初小学校4年)が甲斐智美女流王位とペアを組み、プロと小学生が交互に指す。持ち時間は2手40秒の特殊ルールで、プロが5秒で指せば、小学生は35秒未満で着手すればよいことになる。また、斎藤ペアに森下卓九段、甲斐ペアに中田功七段という「軍師」がつき、対局中に一度だけ作戦タイムを取ることができる。

 

対局は中田功七段が「タイムの必要がないほど」という見事なコンビネーションを見せた甲斐ペアの勝利となった。

 

第2部 次の一手名人戦

 

第2部は恒例の「次の一手名人戦」。席上対局は森内俊之名人と羽生善治三冠という、春の名人戦と同じ豪華な組み合わせとなった。

 

第1問で次の一手の予想解答を挙げたのは、地元で「女子大生席主」として知られる白濱美南子さん。北九州市立大学文学部人間関係学科の4年生で、年齢や性別を超えてコミュニケーションできる「縁台将棋」の復権を企図し、旦過市場で月3回、大会形式の「将棋処 香車」を開催している。「将棋の実力は級位者」と謙遜する白濱さんだが、序盤の分岐点で堂々と森内名人の次の一手を予想した。

 

御城指導将棋

 

11月16日には、小倉城庭園の茶室で「御城指導将棋」が開催された。庭園の緑が見えるなかでの指導対局に、「何度かプロの指導を受けたけど、今回は特に落ち着いて指すことができた」という参加者の声も。指導したプロ棋士も「こうしたロケーションで指導対局をするのは棋士にも貴重な体験」(島朗九段)、「参加者のかたもとてもマナーが良く、楽しく指させていただいた」(淡路仁茂九段)と感想を述べた。

 

※本文中の段位肩書きはイベント当時のものです。

 

■『NHK将棋講座』2014年2月号より

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