趣味

いつ? どれぐらい? 多肉植物の水やり


2014.02.01

水差しなどで、土に直接静かに水を与えます。鉢底から水が抜けるまでたっぷり与えましょう。撮影:石倉ヒロユキ

見た目もかわいらしく、ビギナーにも育てやすい多肉植物ですが、水を与えるタイミングや量がわからないという方は多いのではないでしょうか。兵庫県で園芸店を営む野里元哉(のざと・もとや)さんが、水やりのコツを伝授してくれました。

 

*  *  *

 

水は、成長している時期に、鉢の土が乾いて7〜10日してから与えるのが基本です。

 

多肉植物は乾燥してやせた土地で育つ植物なので、水を多くあげすぎるとかえって根が傷んでしまいます。成長している時期がわからないときは、葉がしおれてくるくらいまで待ってから水を与えるのでもかまいません。

 

成長状態に合わせて水を与えよう!

 

多肉植物は性質に合った温度のときには元気に成長しますが、それ以外の時期は成長を止めています。水やりは成長している間にだけ行いましょう。

 

成長中

 

次々と葉を出し、もりもりと成長し始めました。土が乾いて1週間以上待ってから水を与えましょう。

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冬に成長するアエオニウムの場合

 

成長がストップ

 

アエオニウムの場合、暖かい時期になると成長を止めてしまいます。この時期には水を与えません。アエオニウムのように夏に成長を休むタイプは、高温期に根が湿っていると特に枯れやすいので、気をつけましょう。

 

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必ず受け皿の水は捨てる

 

根が湿りすぎていると、多くの多肉植物は調子を悪くしてしまいます。水やりの頻度を減らすとともに、水を与えたあとは鉢受け皿の水は捨て、土が過湿になるのを避けましょう。

 

株の中央に水をためない

 

水を与えるときに株全体に水をかけてしまうと、グラプトベリアやハオルチアのようなロゼットになるタイプは真ん中に水がたまってしまうことがあります。特に気温が低い時期はたまった水が乾かず、そこから株が腐ってしまうことがあるので気をつけましょう。

 

どの鉢も一緒に水やりしない

 

いくつも一緒に育てていると、手間を省くために一度に水やりをしたくなりますが、これが失敗のもと。十分に土が乾いていないものにも水を与えてしまうと、根を傷める原因になります。水やりが必要なものだけに水を与えるようにしましょう。

 

底にたまった水を捨てる

 

多肉植物は底に穴がないグラスやカップなどに土を入れて育てることもできます。その場合は、余分な水を捨てるように注意しましょう。底に穴があいていない器を使う際には、園芸店などで売られている「固まる土」という用土を使うと便利。本来は垂直面に多肉植物などを植えつけるために使うものですが、鉢土の表面に敷き詰めると水を捨てる際に土がこぼれるのを防げます。

 

■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』2014年1月−3月より

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