趣味

広瀬香美さん直伝! カラオケ「キー調整」の極意


2013.12.30

カラオケのリモコン。撮影:深田修哉

最近のカラオケは進歩していて、機械の得意でない人は、大きなリモコンやボタンの数々につい苦手意識を持ってしまうかもしれません。ところが、うまく使うと、歌の上達に役立てることができるのです。「広瀬香美音楽学校」の校長として自ら指導にあたっている音楽家の広瀬香美(ひろせ・こうみ)さんに、キー(曲全体の音の高さ)調整の極意をうかがいました。

 

*  *  *

 

皆さんは今まで、キーの調整はどうしていましたか? 自分の声が低いからといって、キーを低くしてみたら、思ったように歌えず、キーボタンをあれこれ押しているうちに、きちんと歌えないまま曲が終わってしまったという人も多いのではないでしょうか。私がおすすめする広瀬式カラオケキー攻略法はずばり3つです。

 

攻略法1 勝負曲は原曲キーで歌う

 

作曲家は曲がいちばん魅力的に聴こえるキーを選んで、あえてそのキーで作曲しているのです。ですから、キーを変えて歌うと、聴いたときの印象が違うのはもちろんのこと、原曲にはあったはずの輝きや魅力が損なわれることすらあります。

 

「その曲が歌える」ことと、「その曲が魅力的に聴こえる」ことは、全く別物なんですね。ですから、「この曲は自分の十八番にしたい」と思う曲があったら、必ず原曲キーで歌えるようにしましょう。

 

攻略法2 キーチェンジしたいときは「上げる」

 

自分のキーとは合わないけれど、どうしても歌いたい曲があるという人もいると思います。

 

その場合は、迷わずキーを高くしましょう。

 

キーを下げると、カラオケの雰囲気が暗くなり、それに引っ張られる形で声も暗くなりがちです。特に明るい曲やアップテンポの曲の場合だと、低いキーで原曲のイメージに近づけるためには、声にパワーが必要になり、カラダをうまく使わないとのどがかれやすくなってしまいます。

 

キーチェンジをする場合は、一気に動かすのではなく、1〜2つ動かして試しながら決めるようにしましょう。事前にカラオケで練習し、自分に合ったキーチェンジを調べておくことをおすすめします。

 

攻略法3 異性の曲を歌うときは「#4の法則」

 

女性が男性の、男性が女性の曲を歌いたい場合、どうしたらよいでしょうか。

 

一般的に男性と女性では、声の音域に違いがあります。個人差はありますが、鍵盤で見てみると、だいたい鍵盤7つ〜8つ分くらいの差があります。

 

そこで、私の学校の講師陣と、どうしたら異性の曲を気持ちよく歌うことができるのか、あれこれと試行錯誤した結果編み出したのが、#4の法則です。

 

カラオケによっては、そのまま歌うと原曲キーではないものもあるので、必ず原曲キーに合わせたあと、4つ上げてくださいね。

 

女性はそのまま、歌える音域に収まるはずです。また、男性は4つ上げたあと、1オクターブ下で歌えば、ちょうど音域におさまると思います。

 

61897762013_p049_01

男性と女性の声の音域の違い

 

■『NHK趣味Do楽 めざせカラオケ王!広瀬香美のボーカル・レッスンPART2』より

このエントリーをはてなブックマークに追加

  • テキスト定期購読

  • テキストビュー300×56

000000162702019_01_136

俳句を愛するならば

2019年09月20日発売

定価 1650円 (本体1500円)

000000057022019_01_136

NHK連続テレビ小説 なつぞら(下)

2019年08月29日発売

定価 1540円 (本体1400円)

000000162682019_01_136

NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。

2019年07月20日発売

定価 1430円 (本体1300円)