趣味

24人の女流棋士が集結! 対局では見られない一面も


2013.10.18

厳しい勝負をひととき離れて、ライバルと笑いあう女流棋士たち。撮影:藤田浩司

7月25日、第7期マイナビ女子オープン戦の予選一斉抽選会にさきがけて、女流棋士ファンクラブ「駒桜」のファン交流イベントが開催された。タイトルホルダーの里見香奈女流四冠、NHK杯将棋トーナメントで司会を務める矢内理絵子女流四段をはじめ24名もの女流棋士が参加。平日の午後にもかかわらず多くのファンが駆けつけた。指導対局はもちろん、画力対決やクイズ対決など、さまざまな催しで大いに盛り上がった会場の様子を、本誌編集部がレポートする。

 

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会場では参加女流棋士による2面指しの指導対局、サイン会などが常時行われているほか、ステージ上でもさまざまな試みがされていました。

 

イベントの目玉企画は、藤井猛九段と高群佐知子女流三段(後半は山田久美女流三段にバトンタッチ)の司会・審判による「将棋クイズ対決」。指名された2〜3名の女流棋士が壇上にのぼり、「棋士の名前がちゃんと読めるか?」「将棋にまつわる雑学」「画力対決」などのジャンルから出題されるクイズに答えるというもの。

 

最初に実施されたのは「棋士の名前がちゃんと読めるか?」というクイズで、壇上には斎田晴子女流五段、安食総子女流初段、伊奈川愛菓女流初段が登場。「大内延介」「八代弥」「阿部光瑠」「安用寺孝功」といった名前が出題されましたが、みなさん読めましたか?

 

正解はそれぞれ「大内延介(おおうち・のぶゆき)」「八代弥(やしろ・わたる)」「阿部光瑠(あべ・こうる)「安用寺孝功(あんようじ・たかのり)。なかなか3人全員が正解することなく、藤井九段は「これは簡単なようで難しいかもしれませんね。特に世代が違う棋士はフルネームを見かけることすら少なかったりもするし、女流棋士のみなさんには難しいかもしれません」とフォローにまわっていましたが、阿部四段の名前が「こうる」か「こおる」かで解答が分かれたとき、「うん? 『お』のほうじゃないの?」と悩むと、「これは私にもほんとに難しいクイズだ」とユーモアを交えて語っていました。

 

ほかにも、参加女流棋士が「あれだけには指名されたくない」と口々に語っていた画力対決はこの日いちばんの盛り上がりを見せ、メンバーを変えて何度か行われることに。指名されるたびに女流棋士からは悲鳴があがっていました。

 

ここで存在感を発揮したのが相川春香女流2級。「好きな棋士は?」という画力対決のお題に対して、司会の藤井猛九段を描いてみせ、会場を沸かせました。イベント終了後はマイナビ女子オープンの予選一斉対局の抽選会が会場を訪れたファンの協力のもとに行われ、和やかにイベントを盛り上げていた女流棋士たちの表情が徐々に勝負師のそれに変わって行くようでした。

 

■『NHK将棋講座』2013年10月号より

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