健康

スイミングが「究極のアンチエイジング」と呼ばれる理由


2013.06.04

撮影:深津壮大

水中で全身を使って行うスイミングは、カロリー消費量が多くダイエットには最適の運動だ。美容にも健康にもメリットをもたらす、究極のアンチエイジングエクササイズ、とも言える。スイミングのどういった点がアンチエイジングに繋がるのだろうか。スポーツドクターの中村格子(なかむら・かくこ)さんにお話をうかがった。

*  *  *

 

水中で全身を使って行うスイミングには、陸上で行うほかの運動に比べて、美容や健康面で水中だからこその多くのメリットがあります。

 

その一つとして挙げられるのが、カロリー消費量の多さ。運動強度を示す単位にMETs(メッツ)というものがあります。これは活動や運動を行ったときに、安静時の何倍のカロリーを消費しているかを表す数値ですが、例えば、初心者向けのエアロビクス運動の場合のMETsは5.0。これに対し、ふつうの速さ( 45.7m/分未満)でクロールを泳ぐ場合のMETsは8.3。つまり、カロリーの消費量はスイミングのほうが多いといえるのです。

 

しかも、スイミングは全身運動。陸上でのウオーキングやジョギングが主に足の筋肉を使うのと比べ、全身の筋肉を効率よく使うため、メリハリのあるバランスのいい体作りができるのです。

 

また、血管などに水圧がかかることで、心肺機能も効率よく鍛えられます。それにより、新鮮な酸素を吸って二酸化炭素を吐ききるという呼吸機能も高まり、新陳代謝も活発化。年齢とともに低下していくといわれる新陳代謝が高まることで、肌や骨の生まれ変わりもスムーズになり、全身の若さをキープすることもめざせるのです。スイミングは、いわば究極のアンチエイジング。ぜひ、トライしてみてください。

 

■『NHK趣味Do楽 田中雅美×中村格子のビューティースイミング』より

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