健康

ラジオ体操誕生の背景とは


2013.03.04

準備運動や夏休みの体力作りなど、様々な場面で親しまれている「ラジオ体操」。この日本人にとって、もっとも身近な体操が、いつ、どのような経緯で生み出されたかご存じだろうか。

 

*  *  *

 

ラジオ体操の始まりは80年以上前までさかのぼります。当時の日本は栄養状態や衛生事情が悪く、肺結核や伝染病で亡くなる人が後を絶ちませんでした。国民の平均寿命は40歳台と低いものでした。一般庶民が加入できるような生命保険はなく、生活基盤は常に危険にさらされていたのです。

 

そこで、逓信省(現在のかんぽ生命)は国営の簡易保険制度をつくるとともに、国民の健康増進を目的としたさまざまな施策を行いました。ラジオ体操もそのうちの一つ。昭和3年(1928年)に現在のラジオ体操の前身である『国民保健体操』が考案され、その後、戦後の中断やリニューアルを経て、昭和26年(1951年)に新しい体操と伴奏曲が完成します。これが、現在の『ラジオ体操第1』です(第2は昭和27年にできました)。

 

“いつでも”“どこでも”“誰でも”できることを基本方針とし、当時の体操専門家や学識経験者が苦心の末に作り上げたものだといわれています。

 

 

■『NHK まる得マガジン たった3分で若さ復活! これが正しいラジオ体操』より

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