健康

骨の位置をコントロールしてダンスをよりカッコよく


2014.05.12

仲宗根梨乃さん。撮影:米田樹央

4月から5月にかけてNHK Eテレで放送される『趣味Do楽 仲宗根梨乃の美楽(ミラ)クール ダンス!』では、ダンサー・振付師としてグローバルに活躍する仲宗根梨乃(なかそね・りの)さんが、美しく楽しくカッコよく踊れるダンスを伝授します。仲宗根さんのように踊ることを目指したいなら、ストレッチやエクササイズによる体作りが大切です。パーソナルトレーナーの横手貞一郎(よこて・ていいちろう)さんは「骨の位置をコントロールすれば、ダンスはよりカッコよく踊れます」と話します。

 

*  *  *

 

トレーナー的な観点に立ってみると、ダンスの動きは、筋肉よりも骨を動かしてリズムをとっている印象があります。ダンスで多く見られる「まるめる」「そる」「のびる」「ちぢめる」「ひねる」といった、さまざまな動きは特定の筋肉だけを使うのではなく、さまざまな部位を連携させているからかもしれません。

 

骨を正しいポジションにして、骨1つ1つのパーツをコントロールできるようになると、踊りやすくなります。そして、流れるような動きのカッコいいダンスも夢ではありません。

 

骨の位置を調整するには、“インナーマッスル”と呼ばれる筋肉がポイント。インナーマッスルは体の内側にある小さな筋肉の総称です。それに対し、大胸筋(だいきょうきん/胸の筋肉)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん/太ももの筋肉)などのように、筋トレで鍛えるような体の外側を覆う大きな筋肉は“アウターマッスル”と呼ばれます。

 

インナーマッスルが刺激されて可動域が広がれば、骨がコントロールされ、踊りやすい体になります。また、正しい姿勢をキープしやすく、日常生活の所作も美しくなるでしょう。

 

ただ、このインナーマッスルは体の内側にあるため、アウターマッスルに比べ、意識しづらい筋肉です。番組とテキストで紹介するストレッチやエクササイズは、基本的にインナーマッスルを刺激するメニュー。できるだけ写真のポーズを忠実に再現することが、インナーマッスルを刺激し、骨の位置を補正することにつながります。「美楽クール ダンス!」を目指してがんばりましょう。

 

ストレッチ&エクササイズの前に深い呼吸を

 

深い呼吸をすると、肋骨(ろっこつ)の内側にある肋軟骨(ろくなんこつ)が広がり、肋骨の間にある筋肉が伸び縮みします。骨は硬いものと思われていますが、深い呼吸により肋骨が正しい位置に戻り、正しい姿勢がとりやすくなります。

 

ストレッチ&エクササイズ前はもちろん、動作中も、深い呼吸をすると効果的です。

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両手を胸の下に当てて、鼻からゆっくり息を吸う。背骨を中心に胸が外側に広がり、360度丸く膨らむイメージで、下腹部まで深く吸い込む(左)。ゆっくり息を吐く。お腹がへこむまで吐き出す。初めは深く呼吸できないかもしれないが、続けていけばできるようになる(右)

 

 

NHKテキスト『趣味Do楽 仲宗根梨乃の美楽(ミラ)クール ダンス!』では、7回に分けてダンスのためのストレッチ&エクササイズを紹介しています。

 

■『NHK趣味Do楽 仲宗根梨乃の美楽(ミラ)クールダンス!』より

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