健康

栽培は簡単! ハトムギで美肌作用を実感


2014.04.28

ハトムギは日当たりと風通しのよい場所を好みます。

美肌作用のある漢方といえばハトムギ。農学博士の北条雅章(ほうじょう・まさあき)さんによると、その栽培は簡単なのだとか。5月上旬にタネをまけば、9月中旬頃から収穫できます。北条さんにハトムギの特長と育て方をうかがいました。

 

*  *  *

 

ハトムギは、7〜8世紀には日本に中国から薬材として渡来し、江戸時代以降、栽培されるようになりました。トウムギ、チョウセンムギなどの名で流通し、漢方では病後や出産後の体力回復に効くとして用いられました。また、肌荒れの改善やイボ取りに用いられるほか、利尿作用があるため、むくみの改善にも用いられています。ハトムギエキスの配合された化粧品や乳液、石ケンなども商品化されています。

 

栽培は簡単。加工した自家製ハトムギでお茶やおかゆを味わってみてください。

 

育て方

 

1 タネまき(時期 5月上旬〜5月下旬)

 

タネを一晩水につけておくと、発芽しやすくなります。土の表面を手でならしたら、15㎝間隔で三角形に3か所くらい、指で1cmほどの植え穴をあけます。その中に3~4粒ずつタネをまき、上から土をかぶせて手のひらで軽く押さえます。ハス口(くち)をつけたジョウロで十分に水やりし、暖かい場所で管理します。

 

2 追肥(時期 7月上旬〜8月下旬)

 

葉の色が薄くなってきたら、培養土に含まれていた肥料が不足してきたサインです。1穴当たり化成肥料ひとつまみ(5g)を施します。肥料を土と混ぜるため、指で浅く土をほぐし、株元に土を寄せて軽く押さえます。

 

3 収穫(時期 9月中旬=10月下旬)

 

葉が枯れ始め、全体の7~8割が茶色くなったら収穫適期です。株元で刈り取って乾燥させるか、果実を手で摘み取ります。枯れた茎やゴミがついたままなのでふるいでふるって取り除き、新聞紙やざるに広げて4~5日天日干ししてから保存しましょう。

 

■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』2014年4〜6月より

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